[KATARIBE 13091] [HA06][EP] 「夕餉の図」

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Date: Fri, 28 May 1999 17:57:03 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 13091] [HA06][EP] 「夕餉の図」 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199905280857.RAA26751@www.mahoroba.ne.jp>
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99年05月28日:17時57分01秒
Sub:[HA06][EP]「夕餉の図」:
From:E.R
 こんにちは、E.Rです。
 久志さん、ごんべさん、こんにちは。

 EP作成軍団の末席を汚すものとしてはっ(握り拳っ)
 ってんで……
 情報漏洩の一幕です。

 時期としては、「そして始まりの春」より一ヶ月ほど後、
 フラナ君が大学や風見アパートに、それなりに馴染んだ頃でしょうか。
 (この前の「筒抜け」も、大体同時期です)

 あ、佐古田君、風見アパートにいることにしてます(汗)

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  EP:「夕餉の図」
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 某日、結構夜遅く。
 花澄の部屋から、この時刻複数の声が聞こえてくるというのも珍しいもので。

 フラナ   :「うん、いい先生だよ。この前僕、クッキーもらった」
 花澄    :「…………(^^;)」

 いや、いい先生ということに反対するものでは、花澄もないのだが。

 花澄    :(こー……先生の良し悪しってやっぱり授業に依ると思うんだけど(悩))

 うちに夕御飯食べに来る時にでも、授業の様子を教えてね、と言った……筈なのだが。
 
 曰く、上着のボタンが取れかけてて、黒板に書くたびに揺れていた。
 曰く、準備室に本が山積みで、漫画も結構混ざっている。
 曰く、寝坊したみたいで、後頭部の髪が突っ立っていた。

 花澄    :(……(悩))
 フラナ   :「花澄さん?」
 花澄    :「あっと…(汗)…フラナ君、まだ白和え食べる?」
 フラナ   :「んーっと、こっちの鯖団子食べたいなっ」
 花澄    :「了解(笑)少し待ってね……と、御飯は?」
 フラナ   :「下さいっ」

 どんどん減ってゆく食卓の様子を、譲羽が重ねた座布団の上から眺めている。

 フラナ   :「そーいえば」
 花澄    :「え?」
 フラナ   :「堀川せんせーってねー、すっごく静電気体質なんだよ〜」
 花澄    :「へえ?」
 フラナ   :「こないだなんかセンセーがもってたノートパソコンが火吹いてたもん(笑)」
 花澄    :「……は?」
 譲羽    :「……ぢ?」

 危うく焦げかけた団子を、天ぷら油から救出して。

 花澄    :「火を、吹いた?」
 フラナ   :「そんでもってね、センセーの机ちょっと焦げちゃったんだよ〜(^^)」

 そも大体、『すっごく静電気体質』であるにしろ、ノートパソコンが火を吹くような事態が
起こり得るのかどうか。
 …………疑問まったくナシ、状態での発言である。

 花澄    :「……それは相当凄かったでしょう(汗)」

 ふと、連想する。
 店長の机の上に所在なげに置かれたままの、表紙の焦げた本。

 花澄       :(まさかその関連で、あの本焦げてた……わけでもないか(汗)) 

 揚げたての鯖の団子をお皿に並べて。

 花澄    :「静電気でって……それは少し怖いなあ(苦笑)」
 フラナ   :「うん、でもピカピカ光って奇麗だったよ(にこにこ)」
 譲羽    :「…………(想像している)……ぢいぢいぢいっ(ゆずも見たかったっ)」
 花澄    :「……そーじゃなくって(汗)」

 ……そーくるか(苦笑)

 花澄    :「綺麗かもしれないけど……先生のほうは災難ね(苦笑)」
 フラナ   :「うん、センセーすっごくがっかりしてたよ。画面焦げてたし」
 花澄    :「…………(^^;)(堀川さんもお気の毒に)」
 フラナ   :「(はむっ)……あちっ」
 花澄    :「あ(汗)気をつけて……って、遅かったわね(苦笑)大丈夫?」
 フラナ   :「うん……」
 花澄    :「お水、持ってくるから」

 そんな風な時間は、そう長くはない。

 フラナ   :「ご馳走さまでしたっ(にこにこ)」
 花澄    :「どう致しまして(笑)……フラナ君だと、作り甲斐があるものね」

 小さな一室の、玄関を開けてやりながら。

 花澄    :「ね、フラナ君。今度の土曜日、私少し早めに仕事終わるんだけど、
       :その後にフラナ君のアパート行ったら、駄目?」
 フラナ   :「土曜……うん、いいよっ(にぱっ)」
 花澄    :「その時には、私、道具持ってご飯作りに行くから……ね、佐古田君も
       :いるんでしょ?一緒にご飯にしない?」
 フラナ   :「うん!」
 花澄    :「……って、台所、ある?」
 フラナ   :「えーとね、共同のガス台があって……お金入れると動くよ」
 花澄    :「成程……了解(笑)なら、作れるわね」
 フラナ   :「うん……わぁ、楽しみだなっ」
 譲羽    :「ぢいっ(ゆずも行くのっ)」
 フラナ   :「うん、ゆずちゃんも来てね(にこにこ)」
 譲羽    :「ぢいっ(こっくし)」
 花澄    :「じゃ……えーと、六時半くらいに瑞鶴に来てもらえます?一緒に買い物して
       :……で、風見アパートにつれてってもらえる?(汗)」

 方向音痴は健在である。

 フラナ   :「うん、大丈夫。……じゃ、今日はご馳走さまでした(^^)」
 花澄    :「どういたしまして(にこにこ)」

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  てなもんで。

 で、道具ごと風見アパートに参ります。
 えーと、住んでる人で知ってるのは、
 佐古田君と……八神さんいるのかな?(汗)
 で、ゆずが知ってるのがかける氏ですね。

 ええ、数人分はもってきますから(汗)

 訂正、修正、お願いしまーす。

 ではではっ




    

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