[KATARIBE 12934] Re: [WPL1]: 時間系能力と災厄

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Date: Thu, 13 May 1999 12:27:08 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 12934] Re: [WPL1]: 時間系能力と災厄 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199905130327.MAA21946@www.mahoroba.ne.jp>
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References: <199905121055.TAA19372@ns.trpg.net>
X-Mail-Count: 12934

99年05月13日:12時27分04秒
Sub:Re:  [WPL1]:時間系能力と災厄:
From:E.R
こんにちは、E.R@時間はろまんだ です(爆)
ソードさん、こんにちは。

えーと、時間の扱いについて、少しく疑問があったので。

> ループの中での時間跳躍は?
>
> ・住人であれば以前の1999年にも戻れる
>
> ループしている最中は、時間の流れがとどまっていますが、毎回上書きされ
>るわけではありません。
>
>98年−99年(1)−99年(2)−99年(3)
>
> 住人だけは、このように認識する事が出来ます。住人以外の人は違和感を覚
>えないだけで、実際には記憶は残ります。
> 「去年の事」として以前の1999年を思い出せますが、「98年なのか?」
>の問いには、「去年=98年」の構図より、「そうだ」と答えます。
>
> よって、1998年に戻るには時間跳躍能力者であれば誰でも可能です。
>1999年のどこかに戻る場合は、認識していない住人以外は不可能です。住人であれば、認識しているので戻る事が出来ます。

えと、ここに、疑問二つなんですけど。
1)住人以外の人々にも、ダブっている間の記憶が残る

これは「時間がダブっている」のではなく、「住人以外の人々への強力な意識操作」と
受け取れるんですが……

 時間がダブる、という場合、住人以外の人々は「その部分が完全にオミットされる」と
したほうが良いように思います。でないと、人間の記憶と、そこにある記憶媒体との
乖離が起こってしまうような気がします。

 例えば、1999年(1)の大晦日に一人で年を越した筈が、1999年(2)の元旦には
実家にいる、と言う場合、この人に「去年の大晦日どこに居たの?」と聞けば、恐らく上の
解釈では「一人で居た」ということになります。そして「元旦は?」に対し「実家」
……この時に、「これが矛盾ではない、という論理をそれぞれが組み立てる」ところまで
災厄が面倒見ない限り、一般の人々には「矛盾」が残るだろうと思います。恐らくこれを
乗り越えるには「一般の人の間には、この矛盾を乗り越えるだけの強力な意識の操作があり、
それにより矛盾は存在しない」となるわけですが、そうすると、記憶に働きかける異能者
ならば、「この過去を穿り出す」ことも可能になってしまう可能性もある、と。
(時間壁のループ内部なんで、この場合、異能だけで出来る作業です)そうすると、
一般の人に対し、「この世界は変だ」との意識を植え付けることが可能になります。

「1999年は一般人にとってはいくらやっても一度きり、その記憶は一切が消去される為、
住人が動くことによる「複数回の1999年のあいだのずれ」を意図できない。
住人に関しても、自分の記憶以外は次の1999年に持ち越せない。また、意図的に行動を
変えようとしない限り、やはり住人も前回と同様の行動を取る」
と、考えたほうが、矛盾は少ない気がするんですが……

あと、もう一つ。
未来から1998年に飛ぶ場合、そのループを「飛び越えられる」ものとしてよいのか……
(まあ、これは記憶を消してしまう、でちゃらに出来るのかな?)
 

それと。

>時間系能力と災厄
>================
> 過去への影響力の場合、先ほどの例にしたがって解釈していただけると助か
>ります。
> 未来の場合は、少し特殊です。便宜上、時間が戻るタイミングは年代わりと
>します。従って、未来予知などで2000年に干渉したければ、「災厄」の防
>御壁を貫いてください。(一人では不可能……と言っています(笑))
> そうでない場合は、「ループする予定の1999年」に干渉する事になりま
>す。
> 住人の場合は、前者のみか、切り替えが可能とすれば良いと思います。それ
>以外の異能者、狩人は、自動的に後者となります。
> 年代わりにかからない場合には、この条件には当てはまりません。

了解です。
風音の場合については、
「1999年内については、その中の未来を見ることが出来るが、それがループするにしろ
しないにしろ、今現在彼女の居る1999年の年末の先は見えない」としておきます。

#例えば戦闘中、敵が次にどちらに動くか、は分かる、というやつですね。

つまり、彼女の場合、やはり1999年の終わりに近づくにつれ、一旦流れ来る未来が
減少する、とします。

というのは、

> イメージは、1999年の最後に『どこでもドア』があり、知らず知らずに
>くぐって振り出しに戻ってる……と。
> そのドアをくぐった事を感知できるのが「住人」で、歩いている先を見通す
>のが「未来予知」です。住人だけは、やろうとすればドアの中ではなく、枠の
>外から先を見通す事が出来るのです。

この、「どこでもドア」を蹴倒して、その先の2000年に進んでゆけるようにするのが
住人の仕事(?)だと思います。しかし、その「ドアがこの先あるかどうか」は、
如何なる未来予知者にも判断がつかないと思うのです(災厄を越えなければ分からない)
 どこでもドアが存在するかしないかで、未来が変化し、しかもそのドアの存在は
一人の異能が突き通せないならば、やはり1999年12月31日以降は風音の能力では
判断が出来ない、と、しておきます。

 ただ、それ以前に「災厄が回避」された(つまりどこでもドアが蹴り倒された)場合、
これは、元通りに未来が見えるもの、としておきます。

 今のところ、これで矛盾はないと思うのですが……

 ではでは。





    

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