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Date: Tue, 11 May 1999 03:12:43 +0900
From: ICHIKAWA Takuaki <bobu@din.or.jp>
Subject: [KATARIBE 12903] Re:[HA07][EP] 「春のもののけ退治」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199905101813.DAA26140@ms1.din.or.jp>
In-Reply-To: Your message of "Mon, 03 May 1999 22:47:08 +0900" <372DA8DA.20627923@gold.ocn.ne.jp>
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楠さん、Eさん、久志さん、こんにちは。
BOBU です。
>夢希 :「はぁ……まあ。あ、でも本に傷つけたり汚したりは」
>宗一 :「しないよ(……多分) んじゃ、始めようか」
>**********
の少し後の部分です。
多分,直接はつながらないと思う…。
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一方、石上正弘は
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図書室の鍵は閉まっていた。
まだ整理作業は始まっていないらしい。助かった。
これくらいの鍵なら簡単に開くし、誰も来ないうちに
持ってきた本を片づけておこう。
正弘 :「開け胡麻…っと」
かちり、と音を立てて鍵が開いた。
図書室では
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宗一 :「あと一匹、そいつでここは終わりだから」
わかったというように肯く二人。
三人の奮闘は図書室に散乱した、机や椅子が物語っていた。
残るは扉の方に逃げている一匹。逃げ道はない。
一般生徒が入ってこないように図書室の扉の鍵も閉めておいた。
宗一 :「よし、追いつめたぞ」
と、鍵が閉まっているはずの扉が開いた。
もちろん、開けたのは正弘である。
正弘 :「わわ!」
迫ってくるもののけに、思わず大声を出してしまう正弘。
もののけも驚いたのか動きを止める。
さらにその後ろに驚いた顔をしたエプロン姿の三人。
正弘 :「あ……えーと」
もののけと三人を交互に見て。
正弘 :「ずいぶん大きな芋虫だね?」
まるでカブトムシの幼虫のようだ。
このサイズで成虫になったらギネスに載るな……
宗一 :「君、余計なこと考えないで!」
正弘 :「へ?」
気がつくと、目の前の芋虫は全高1mはあろうかという
巨大なカブトムシになっていた。
正弘 :「……ずいぶん成長が早いんだ」
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で切ります。
修正等あったらお願いします。
ふぅ、これで前回の話とつながった。
とはいえ、なんか話を長引かせているような気がしますが…。
それでは。
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BOBU <Takuaki Ichikawa>
E-Mail : bobu@din.or.jp