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Date: Mon, 19 Apr 1999 14:09:27 +0900
From: タイガ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 12677] Re: [HA06][EP] 「学校の怪談第一話〜教室の小人〜」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199904190509.OAA19061@www.mahoroba.ne.jp>
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X-Mail-Count: 12677
99年04月19日:14時09分16秒
Sub:Re: [HA06][EP] 「学校の怪談第一話〜教室の小人〜」 :
From:タイガ
ども、タイガです。
随分間が開いてしまいましたが(^^;;;。
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「学校の怪談第一話〜教室の小人〜」
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>夜。
>取っておいた給食の牛乳を机において隠れて居る三人。
>
> 萌 :「……こないね」
> 由摩 :「なんでかな……?」
> 真美 :「……パックに入ったままだから解らないのかも」
> 萌 :「じゃあ、え〜と。あった」
>
>入れ物を用意して、牛乳をあけ、また隠れる。
>
> 由摩 :「早く来ないかな(わくわく)」
>
>待つ事しばし。
>
> 真美 :「あっ……」
>
ボロボロの服を纏った、身長18cmくらいの小人が現れる。
萌 :「小人さんだ……」
真美 :「ほんとにいたんだ……」
由摩 :【真剣に見入りながら声もなく頷く】
はしゃいでいた小人は、牛乳に気付くと歓声を上げた。
小人 :「あ、ミルクだ!(^^)」
「なぜ」ミルクがあるのか、いぶかしむ事もなく、おいしそうに飲みはじめる。
やがて、満足したのかどこかに行ってしまった。
由摩 :「ほんとに小人さんっていたんだね(^^)」
萌 :「うん(^^)」
真美 :「ねえ……(おずおず)」
由摩 :「なぁに?」
真美 :「あの小人さんの服ボロボロだったよね?」
萌 :「そういえば、そうだったね……」
由摩 :「なんでかなぁ……?」
真美 :「それでね。私か考えたんだけど……。
:私たちで新しい服、作ってあげたら喜ぶかなぁ?」
由摩 :「あ、それいい♪」
萌 :「でも……、作れるの?」
由摩 :「簡単だよぉ(^^)」
真美 :「うん」
翌日、作った服を置いて、また隠れる三人。
真美 :「今日も来るかな?」
由摩 :「絶対来るよ(^^)」
その言葉通り、昨日と同じ小人が現れる。
小人 :「うわぁっ(^^)」
歓声を上げて、服を取る。
さっさと服を着替えて、また歓声を上げる。
小人 :「服だ。服だ!
:すべすべで柔らかくて着心地のいい服だ(^^)
:皆に見せてこよう(^^)」
そう言って駆けて行ってしまう。
萌 :「喜んでたね(^^)」
由摩 :「うん(^^)」
真美 :「あんなに喜んでくれるなんて思わなかった(^^)」
だが、その日の夕方。
大河 :「小人に服を上げた!?」
萌 :「うん♪(^^)」
大河 :「それで……、怒ったりしなかったか?」
萌 :「なんで? 喜んでたよ?」
大河 :「そうか。
:妖精は服にはうるさいからな。
:下手な物を上げるとすごく怒るんだけど……。
:まあ喜んでたんなら良いか……。
:でも、妖精には服だけはプレゼントしない方が良いぞ。
:喜んでも怒っても、大抵はもう会えなくなるからな」
萌 :「え!?」
大河 :「妖精は人から服を貰うと大抵は、もう二度と
:来なくなるんだ……」
萌 :「そんあぁ……。じゃあもう会えないの?(;;)」
大河 :「その『小人』が妖精なら多分な」
萌 :「(しゅん)」
そして、「教室の小人」はそれ以後本当に現れなくなった……。
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つぅ事で。
由摩ちゃんをお借りしました。
口調糖の修正をお願いしますm(_ _)m>球形弐型さん
……出来れば追加して下さっても一向に構いません(^^;;
それから、多分由摩ちゃんや萌と真美には妖精の祝福があります(^^)
……多分ね(^^;;;