[KATARIBE 12646] [KA][HA06]: 新人から見たHA06

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Date: Fri, 16 Apr 1999 13:30:54 +0900
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 12646] [KA][HA06]: 新人から見たHA06 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199904160430.NAA19059@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 12646

99年04月16日:13時30分49秒
Sub:[KA][HA06]:新人から見たHA06:
From:ソード
こんにちは、ソードです。

IRCででた問題点として、

「狭間06への知識の差が、古参と新人で出ている」

 というのが有りました。
 これは、どの組織、集団でも起こる事なのですが、どうすれば緩和できるか…
…という事で、私が参加したときの経緯とか、思った事なんかを書いてみたい
と思います。
 記憶があいまいなんで、完全に正確なものにはならないと思いますが……。
 また、どうしても、「問題点」をあげるという事で、「不満」や「批判」に
なっている気分の悪い文章です。
 気分を害された方は、申し訳ございません。批判も受けますので、直接メー
ルにてお願いします。

アドレス:    so_do@trpg.net

 かなりな長文になってしまったので、検索していただければ、余計な所を読
まずにすむように、先に項目名をあげておきます。

参加の経緯
参加後の活動
HA06を始めるにあたっての問題点

以上の項目に分けて書いてあります。

参加の経緯
----------

 最初に、参加の経緯を少し書いてみようと思います。違うパターンで参加し
た人には、違う疑問が浮かぶでしょうから。

1.友人に「語り部」を進められ、エピソード、ルールを見せてもらう。
 その時は、「アバウトで、しっかりと作られていない。プレイヤーの倫理観
に頼りすぎな未熟なルール」として、興味を示しませんでした。ガープスをやっ
ている最中だったため、自分の嗜好が「緻密な数値」にあったためです。
 また、エピソードも、小説ともリプレイとも違う形式で、さらに名前の分か
らない人が当然のように出てくる訳の分からないものでした。
「これは、同人誌と同じで、知っている人しか楽しくないものだよね」
 と、それを書く友人をけなした覚えが有ります。考えてみれば、随分と傲慢
でした。もし見ていらしたら、この場で謝りたいと思います。あの時はどうも
すみませんでした。

(その後、1年以上、語り部とは縁が有りませんでした)

2.TRPG大賞(でしたっけ?)に投票
 TRPG大賞のアンケートに投票して、その最後に、語り部日報の発行の項
目に、「はい」と答えました。無料という事だったし、ちょうど、メールをや
り始めた所だったので、丁度よかったのです。

3.語り部日報を読んで、参加を決意する
 数回読んで、その中の「語り部」の記事に目をとめました。その時、1年ほ
ど前の友人の説明と、自分の視野を広げる目的で、参加を心に決めました。

4.ルールを取得
 「語り部ML」なのに、「語り部」のルールを知らないのは失礼だと思い、
ルールを取得しました。とりあえず一通り目を通しました。

5.ルール内の「メーリングリストへの参加方法」をみて、参加
 ルール内に入っているのを見て操作したのですが、うまく行かず、結局「語
り部雑談所」でsfさんに聞いて、登録作業をしてもらいました(汗)

6.参加
 となるわけです。


参加後の活動
------------
 この辺から、皆さんの目の届く所なのですが、考えをまとめるために書いて
みます。

1.自己紹介文
 フォーマットに従い書きました。

2.一行掲示板。ML On Webを発見
 フリーメールが使いにくかったので、ML On Webは非常に助かりまし
た。これで、投稿量が増加したのは間違いないですね。逆に、メールの方は、
ただ消すだけの作業となったのでした(笑)

3.キャラ「御剣 司」を登録
 この辺は、よく覚えていないんですが、参加して割とすぐに「キャラを作っ
てEP書きたい」と思っていたので、キャラ作りに入った記憶が有ります。
 どこか(多分、キャラ作成質問所)で、「指針だけ書いてくれれば数値とか
はこちらでやるよ」とかいうのを見た事が有ったので、コミュニケーションを
取る意味でも、あえて数値を書かずに指針だけ出して質問した記憶が有ります
(結構姑息ですね(笑))

4.御剣司の設定を深める
 IRCなどでネタにしてくださり、レスをくださったので、異能、技能の再検討ができました。
 最初は、レスがつくか?無視されないかと不安でした。

5.御剣司。完成
 無事完成したわけで、これからEPを書こうと思いましたが、EPの醍醐味、
「他のPCとの掛け合い」は、最初からは難しく、自分のNPCとしゃべって
いるだけは、さびしいなぁ……と思っていました。
 設定の時点で、ごんべさんから、「自分のキャラのお仲間ですね」とレスが
来ていたので、「未熟な能力者が先輩に助けられる」を想定すれば絡めると思
い、書き始めました。
 発端を流してから、すぐに祐司さん(ごんべさんのキャラ)を絡めたEPを
直接ごんべさんに送り、修正してもらってからMLに流す……という方法を取
りました。


 と、以上です。これ以上は蛇足でしょう。1本書き上げてしまえば、後はま
あどうにでも……という所でしょうか?
 IRCへの参加とか、一行のログ流しの手伝いとか、少しでも皆さんとつな
がろう……と努力したのは、記憶に有ります。


HA06を始めるにあたっての問題点
----------------------------------
 ようやく本題に入れます。これまでの経緯を見直して、羅列していこうと思
います。

・どこに資料が有るか分からない
 Web上で、どこに何の資料が有るのか、どれを読めば基礎知識を得られる
のかが分からなく、Web上で迷子になるのです。(私だけかなぁ?)

・MLへの参加の作業がわかりにくい
 実は、自動登録のフォームが有るそうな……(汗)メールで送る方法を取っ
たんですが、参考にする資料が古かったからか、アドレスが違っていた記憶が
有るのですが……どうなのでしょう?

・アクティブな参加者とキャラクターが把握できない
 いまだに把握してないのですが……最初のEPを「自己紹介」と割り切って自己完結で終わらせるのって、勇気が要ります。レスもつきにくいし……。
 できれば、最初から参加者の一人とでも絡みたいと思いました。(いや、私
は絡めたんで、よかったな……と言う話)

・そのキャラが登場するEPが知りたかった
 キャラクターを表現するためのEPな訳ですが、新規参入の場合、そのキャラを把握するのに、登場しているEPのいくつかくらいは読んでおきたい所です。
 でも、600を超えるEPの中から、それを探すのは困難で、検索を掛けても、他のものまで引っかかります。
 EP番号が分かれば便利なのに……と思いました。

・世界設定のが特殊
 TRPGからの参加でしたが、TRPGの世界の中では、狭間06は非常に
特殊な分野だと思います。それは、「独創性」と言う意味では、よいのだと思いますが……。
 「自分の分身+α」の、「α」の部分がどれくらいか分からないのです。分
からないとき、人間は自分の経験を元に「想像」しますが、いまTRPGで似
たような世界を挙げると「ASURA退魔戦記」「真・女神転生」「ガープス
妖魔夜行」で、今から見れば、狭間06の世界では似ても似つきません。

・「初期」と「現在」の違い
 どのEPを読めば良いか分からなかったので、最初から読む事にしたのです。
(最後からだと、分からないキャラのオンパレードで……中には読めない漢字
の人もいるし……)
 最初から読んでいくと、今との雰囲気の違いが見えます。考えてみれば、数
年前のものと現在が同じ雰囲気で作られてる筈はないんですよね……。

・挨拶したあとの反応
 これは、どうしようもないし、わがままなのかも……。
 挨拶文を出した後、レスが帰ってきて、それっきり何をして良いか分からなくなるのです。
 既に動いている最中のEPは話が見えないし、キャラも把握してない。一応のレスはもらったけど、この後どうしたら良いものか……と。次の投稿をするまで、随分慎重になった覚えが有ります。

・「やりたい事」とHA06との違い
 入ってきて、やりたい事=HA06にはならないと思います。私は、「語り
部」で「X」をやりたかったのですね。でも、実際には、HA06以外のもの
は動いていない。「郷に入っては……」と言う事で、HA06へ参加するが、
書きたいものは若干違う。で、異能ものになってしまう……という訳です。

・吹利の施設、土地
 関東育ちの私には、いまいちなじみの薄い土地です。また、その頃「マリカ」
の新制服云々の話が出ていた頃で、「マリカ」の資料も探したんですが、見つ
からず話について行く事ができませんでした。
 また、EPで登場する舞台を、できるだけ既存のものを使いたいと思ったの
ですが、その施設が「ある」のか「ない」のかも分からない状態でした。


と、以上です。
なるべく、本当の事を書いたつもりです。

長々と気分の悪い話を申し訳有りませんでした。
少しでも「語り部」のためになれば幸いです。

では……また。






    

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