[KATARIBE 12547] Re: [HA06]:EP: 「過去無き魂」第2幕

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Date: Thu, 8 Apr 1999 11:56:56 +0900
From: 勇魚  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 12547] Re: [HA06]:EP: 「過去無き魂」第2幕 
To: kataribe-ml@trpg.net
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99年04月08日:11時56分54秒
Sub:Re:  [HA06]:EP:「過去無き魂」第2幕:
From:勇魚
こんにちは、勇魚です。
ソードさん、こんにちは。
めちゃめちゃな書き込みをしてしまったのをまとめて下さって、
ありがとうございました!

…というわけで、今度はわけわからなくならないうちに、シーン追加です。


******************************
> ユラ     :「花澄さんがいなかったら、どうするつもりだったの?」
> 美都     :「一晩付き合ってくれるって男の人達がいたんです。その
>        :人達は私の身体目当てだったみたいですけど……」

ユラ: 「…ふうん」

美都の言葉に花澄は顔をしかめたが、普段なら真っ先に顔色をかえそうなユラのほうは、
小さく肩を竦めただけだった。

ユラ: 「で、その次の日はどうするつもりだったの?」
美都: 「どうするって…」
ユラ: 「身体が目当てなら、飽きれば、棄てるわ。そういう連中は。
記憶がなくなっててもいいから、そういうことは覚えときなさい…いいわね。
今日生き延びられたら、明日も生きなきゃいけないんだから」
花澄: 「ユラさん…なにもそんな言い方しなくたって」
ユラ: 「だって事実だわ。もっと自分を大切にしろ、って叱りたいのは山々だけど、
今、彼女が守らなきゃいけないのは、今まで生きてきた自分じゃなくて、今日と明日を生きる
自分なんだもの。
…だからね、美都さん、これだけは覚えといて」

言葉を切って、ユラはにっこりと笑った。

ユラ: 「今はあなた、誰かの手を借りないとかなり困った状態になるわけよね?」
美都: 「…ええ、まぁ…」
ユラ: 「そしたらね、借りる手を選びなさい?選べる間はね。
なるべく明日も貸してもらえそうな手を…」

花澄: 「…ユラさんてば」
ユラ: 「…って、ちょっと失礼な言い方ですけどね」

ユラは首をすくめて笑い、花澄にぺこりと」頭を下げてみせた。
***********************

…てなあたりで、Eさんにバトンタッチです。
修正など、宜しくお願いします。

普段からはちょいと想像しかねる乱暴な言動をするユラ…
ちなみにこのへんが「一人称‘あたし‘」モードです。

「明けない、夜」で、顔を引き攣らせてるのが「一人称‘私‘」モード。
…おまいは新宿のせんべい屋かって…

ではまた!







    

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