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Date: Thu, 1 Apr 1999 17:40:51 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 12479] Re: [HA06]:EP 「明けない、夜」続き
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199904010840.RAA01917@www.mahoroba.ne.jp>
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X-Mail-Count: 12479
99年04月01日:17時40分46秒
Sub:Re: [HA06]:EP 「明けない、夜」続き:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
みなさん、こんにちは。
「明けない、夜」、ちょおおおっと変な絡みをしてみましょう。
(根性悪>己)
ビデオを見た後ってことは確かです。
で……前野さんの解析と、同時期、かな?
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〇見鬼
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某日、氷雨。
春がたたらを踏んで、止まってしまったような、そんな気候。
受け取った本を抱えて赤信号で止まっていた花澄は、ふと首を傾げた。
花澄 :「……?」
それ相応の人ごみの中で目に付いたのは、多分その身長にもよるのだろうが。
花澄 :「……一、さん?」
学生に見えない、というのが第一印象。
スーツにロングコート。
似合っていない、とは言わない。
いや、むしろ堂に入っている。
故に……ひどい違和感。
花澄 :(別人?)
もう一度首を傾げた途端、ぴしん、と、春の大気が凝った。
花澄 :「……何?」
凝った大気の中で、視線を上げる。そして気がつく。
相手がこちらを見ている。その視線は何一つ引っかかるものが無かったかのように
すう、と一面をなぎ払い、そのまま向こうに抜けた。
花澄 :「…………!」
息を呑んだ刹那。
どん、と背中にぶつかられる。
あ、すみません、と口走って、花澄は慌てて歩き始める。
何時の間にか目の前の信号は青に変わっていた。
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てなもんで。
ええ……と。
この時点で、花澄、一さんのそっくりさんを、別人、と判断してます。
で、花澄は、尋ねられるまでは黙ってます。
勿論、ビデオとの関連はわかってません。(そらわかんないよ)
事態、混乱するでしょうか?(ってこらおい)
ではでは。