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Date: Sun, 21 Mar 1999 18:30:36 +0900
From: shiva@imasy.or.jp
Subject: [KATARIBE 12367] Re: Re : Ep: 「狭間より来たりし者」第一話
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <36F4BC3C67.EB4DSHIVA@mail.multi.gr.jp>
In-Reply-To: <199903200408.NAA14268@www.mahoroba.ne.jp>
References: <199903200408.NAA14268@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 12367
ども、ハリ=ハラです。
On Sat, 20 Mar 1999 13:08:19 +0900
御滝圭介 <furutani@mahoroba.ne.jp> wrote:
> それでは、誤解はなかったことにしましょう。
> でないと後が恐いので。
何が怖いんだろう(^^;;
**************************************************
>
> 健一 :「どうした、こんなものなのかよ!」
>
前野 :「莫迦が!油断するなっ!!」
SE:ギャリィィン!
残る一頭へと向かう健一の背後で、鋭い金属音が鳴る。
先ほど小太刀の一閃で倒れたはずの魔犬が、背後から飛び掛かろうとしたのだ。
SE:ズダンッ
健一との間に入り、抜きざまに首を狙い太刀を振るう前野。
その太刀を歯で受け止め、そのまま地面に押し倒す。
前野 :「くっ…擬死かよ……」
擬死…その野生動物に備わる狡猾な本能が、この魔獣にも備わっていたのか…
かみ砕かんばかりに刃を噛み、生臭い息を吐き掛ける。
(何か健一君の動きが在れば、どうぞ)
前野 :「さっさとそっちを片づけてくれ!こっちは何とか保たせ
: る!」
SE:…ち〜〜りん……
前野 :「焔よ……(ひゅうぅぅ)」
太刀で魔犬の顎を押さえながら、呼気を細くする。
柄元に刻まれた梵字がうっすらと光り、刀身から淡い陽炎が立つ。
前野 :「…のーまくさーまんだー…ばーさらだんせんだん……」
魔犬 :「グルォォ!?」
低い呟きのが口から漏れ出す
……と
前野 :「!?」
魔犬 :「グルァ!!」
SE:…ズドォォォオン!
上空から降って来た光が、魔犬もろとも前野を貫く。
魔犬 :「ギャオォン!」
前野 :「ぐあぁぁあ……っ…!!!」
それは、光の槍。
もろともに、地面に縫いとめている。
前野 :「ぎっ…暴れるな…っ…この…莫迦……ぐっ」
魔犬は、貫かれた痛みに、血を吐き、地面を掻いてもがく。
だが、やがてその力も弱まり、ぐったりと動かなくなる。
前野 :「くっ…ぐが……ぬあっ!」
肉の塊となった魔犬の体を押し上げると、繋ぎ止めている槍もろとも、逆手
に握った太刀で切り払う。
二つになった肉塊は地面に落ちると共に、煙を上げて燃え上がる。
前野 :「ぐぎぎぎ……」
腹に刺さった残りの槍を、ぎりぎりと引き抜く。
前野 :「ぐぐっ…っ!」
半ばほどで一気に引き抜くと、腹を押さえ、体を起こす。
そして、荒く息を吐きながら、太刀を支えに、立ち上がる。
炎に照らされたその姿は、魔犬と自分の血で、全身染まっている。
前野 :「げはっ!…ハァ…ハァ……」
魔犬の吐いた血と自分の血で汚れた顔を袖口で拭う。
腹の傷は……無い…
服に大きな穴が空き、血で汚れてはいるものの、肌に傷痕は見られない。
前野 :「無茶…しやがって……」
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って感じで斬っちゃいます。
ちなみに、IRCで判定をやったので、LOGを参照して下さい。
健一君の一撃で沈んでましたけど、擬死(タナトーシスだっけかな?所謂狸
寝入り)をしてたってことで、戻しちゃいました(^^;;
実は、IRCの方でちょっと話しが出まして…
前野の攻撃で一体が沈んだのは、集中力を削りに行った精神攻撃だったため
で、集中力切れで、行動不能になった訳です。当然、残ってる二体も、集中力
が削られています。体力は、まったく変化無しなんです。
異能は使ってないとの事なので、『滝川流武術:12』と『剣術の才能:2』で
攻撃したと考えました。対する魔犬は、『噛み付き:13』と『牙:2』での対抗
が可能です。
技能差は1。更に、滝川君の体力は7、魔犬の体力は10(私の案で訂正が無
かったのでそのまま使います)。
これで、一撃で沈めるのは、少々無理が在るのではと言う事なんです。
実際、ダイス目が悪ければ沈みますけどね…
もし拙かったら、別の方法で貫かれますんで(をい)言って下さい。
また、割り込みや乱入も歓迎です。
では〜
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ハリ=ハラ
shiva@imasy.or.jp
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