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Date: Tue, 23 Feb 1999 18:00:43 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 12078] HA06:EP: 「或る日の瑞鶴」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199902230905.SAA30851@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Tue, 23 Feb 1999 18:05:06 +0900
X-Mail-Count: 12078
99年02月23日:18時05分03秒
Sub:HA06:EP:「或る日の瑞鶴」:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
テスト前になると、本が読みたくなる。
やらなければならないことがある場合ほど、他のことが着々と片付いて行く。
…………まあ、そういう人間多いよなあ……
#ソードさん、柏々君EPについては、必ず書きますっ!ので、ちょっと待ってくださいね〜
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EP 「或る日の瑞鶴:更毬剽夜氏の場合」
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某日、瑞鶴。
猫がすいと避けた後から硝子戸がからからと開いて。
花澄 :「いらっしゃいませ」
剽夜 :「こんにちは」
こんこん :「こんっ(耳と尻尾、ぴこぴこ)」
花澄 :「こんにちは、更毬さん、こんこん君(にこにこ)」
こんこん :「こんっ(ぱたぱた)」
少しずつ、一人で歩ける距離が長くなっていくようで。
花澄 :「(抱き上げて)……あれ、こんこん君、少し重くなった?」
こんこん :「こんっ(こっくり)」
花澄 :「大きくなってるのねえ(にこにこ)」
こんこん :「こんっ(とくいとくい)」
……いやそれはちょっと違うかもしれないが(汗)
とりあえず生みの親(?)にこんこんを任せて、更毬氏は本を探す。
ここ最近、こんこんの顔見せも兼ねてちょくちょく瑞鶴に行くのだが、
行く度に趣味の本が増えているような気がする。
店長の勘の良さ、と、漠然と考えられる程度に。
剽夜 :「『恋愛を作る本』……これはいいなぁ」
花澄 :(恋愛を作る……そんな本あったっけ?)
剽夜 :「ちょうどこういう本を探していたんですよ。(ぱらぱら)
:……なるほど、結婚仲介おばさんの手記みたいですね」
花澄 :「……はあ(妙な本が入ってるなあ)」
店長 :「……(苦笑)」
まあつまり、瑞鶴に本が湧く程度には、常連になったということなのだが。
花澄 :「こんこん君も、今度一緒に本読もうね(にこにこ)」
こんこん :「こんっ(嬉々)」
毎度変わらぬ春うらら。
瑞鶴の或る一日である。
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日常版、瑞鶴。
つうか、日常で無い瑞鶴を書いたことがあるだろうか、いや無い。(反語)
店長 :「まともな店じゃないか(うんうん)」
瑞鶴の猫 :「……(大欠伸)」
ではでは。