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Date: Thu, 18 Feb 1999 12:01:58 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 12018] HA06:EP: 「光る少女の怪」系列
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199902180307.MAA03040@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Thu, 18 Feb 1999 12:07:21 +0900
X-Mail-Count: 12018
99年02月18日:12時07分16秒
Sub:HA06:EP:「光る少女の怪」系列:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
昨日一行で突発した、EP。
一応、光る少女の怪、の系列EPだと思うのですが、あのシーンで、
由摩ちゃんの髪が光っている、という印象が無かったので……
(由摩ちゃん奇談、とでもすべきでしょうか(笑))
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某日、逢魔ヶ刻。
つまり……薄暗くなってはいるものの、闇がたちこめるにはまだ少し
間がある時間帯。
買い物に出ていたキノトは、首を傾げた。
薄暗い路地に、女の子がいる。
青い髪の、可愛らしい……
少女は小首を傾げて、曲がり角をのぞいている。
キノト :「君、どうしたの?迷子?」
少女はふわん、と、顔を上げた。
キノト :「何なら送ってたげようか?」
由摩 :「「まいこ」じゃないよぉ…「ゆま」だよぉ… 」
「天然ボケ」に分類されるべき受け答え……のような気がしないでもない(笑)
キノト :「ゆま、ちゃんかぁ。うちどこなのさ。 」
と。
急に少女が歩を進め、キノトに手を伸ばした。
由摩 :(抱きつきっ)
キノト :「わぁああ!(どびっくり)」
うーむ、主と違って初々しい奴だ(笑)
由摩 :(スキャンちう〜♪♪)
キノト :「ど、どしたのさ。(どぎまぎ)泣かないで、もう。
:とにかく交番行こうよ(あせあせ) 」
由摩 :「うんっ(にこっ) 」
と、タイミングが良いのか悪いのか、そこに通りかかった約一名。
花澄 :「あら、キノト君、お友達?(にこにこ)」
呑気なものである。
キノト :「あ、花澄さん(安堵)この子、迷子みたい。
:名前はゆまちゃんだって」
赤面しつつ応えたキノトに一つ頷くと、花澄はひょい、と膝を付いて
キノトに抱き着いている由摩の顔を下から眺めた。
花澄 ;「あら、迷子……なんですか?おうちは?」
少女が視線を向ける。
花澄 :(……って、……あら?あの時の子?)
小首を傾げる花澄の視線の先で、由摩はにっこり笑ってキノトに抱きついている。
キノトはひたすら困惑するばかりである。
由摩 :(抱きつきちう〜♪♪…って今はただ抱きついているだけ:笑)
花澄 :「でも、キノト君に何だか懐いているみたい……(笑) 」
由摩 :(にこにこ)
……埒のあかないことおびたたしい。
キノト :「あのっ!で、花澄さん、この子、家に連れて帰ってあげないと」
泣いているわけではない、と判断して少々気が楽になったのか、キノトは
よいしょ、と由摩の手を外し、花澄のほうへ押しやる。
由摩 :(ちっ…)
流石にそこまでされると、由摩としても抱きついている口実がない。
花澄 :「そうねえ……由摩ちゃん、住所教えて下さる?(にこにこ)」
由摩 :「うん。由摩のお家は……だよ」
花澄 :「……………(汗)」
町名、番地まで言われたところで。
花澄 :(………道、わかんない……)
困惑するのは今度は花澄の方である。
キノトがくす、と笑った。
キノト :「ぼく、そこわかります。一緒に行きますね」
花澄 :「お願いします(苦笑)」
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てなもんで。(笑)
ううみ、わが分身、キノト君に信用されてるなあ(笑)
適当に繋いでいますので、修正など、お願いします。
ではでは。