[KATARIBE 12016] Re:HA06:EP :「光る少女の怪」

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Wed, 17 Feb 1999 19:46:11 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 12016] Re:HA06:EP :「光る少女の怪」 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199902171051.TAA28797@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Wed, 17 Feb 1999 19:51:41 +0900
X-Mail-Count: 12016

99年02月17日:19時51分38秒
Sub:Re:HA06:EP:「光る少女の怪」:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
光る少女…うちでEP書いて……忘れてきて……
……で、ここで改めて書く(爆)

**************************************************

 某日、逢魔ヶ刻を過ぎて、とっぷりと日が暮れた頃。
 路地裏を歩いていた花澄は、奇妙なものを見かけた。

 花澄  :「……?」

 最初は、何やらぼう、と光っているのがわかるだけだったのだが、
 近づくにつれ、それは少女の姿を取った。
 何やら歌を口ずさみながら、ぴょんぴょんと跳ねるように進んでくる。
 跳ねるたびに、光る髪がふわふわと跳ねる。
 光の元で、髪の色は、黝く見えた。

 花澄  :「……(じーー)」

 ごく楽しげに、少女は歩いてくる。
 ふわふわと光も、それについて進んでくる。
 ああ、奇麗だな、と、ふと思った。

 花澄  :「……(じーーーー)」
 少女  :「ほえ?」

 お互いの表情が見えるあたりまで近づいたところで、少女がふと足を止めた。
 そのまま怪訝そうにこちらを見やる。

 花澄  :「(あ、いけない)……こんばんは(にこ)」
 少女  :「こんばんは」
 花澄  :「一人、ですか?」
 少女  :「うん……はい」
 花澄  :「ここら辺街灯がないから、一人で歩いてると危ないですよ」
 少女  :「うん、だから、これ(髪を指し示す)」

 指差した先で、ほんわりと髪の光が増す。

 花澄  :「あ、成程(にこにこ)……でも、気をつけて下さいね」
 少女  :「ありがとう(にこっ)」

 では、と、何となく双方頭を下げて、そのまま行過ぎる。

 しばらく行きすぎてから、花澄は少し首を傾げる。

 花澄  :「……今の子が……光る少女、だったのかな?」

 さわん、と、風が、あきれたように花澄の頭を一つ押した。

********************************************************

 てなもんで。
 はい、全く驚きもせん奴だとこーなりますねー(笑)

 由摩ちゃん、抱き着いてくるかも、と思ったんですが、
 その場合は「情報収集:13+守護ぬいの攻撃、またそれに類する攻撃への免疫:3」
 で逃げます(笑)

 E.R   :「女の子は好きなくせに(笑)」
 花澄   :「初めて会う女の子に抱きつかれたい?」
 E.R   :「……(無言で首を横に振る)」

 ではでは。




    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage