[KATARIBE 12000] [HA] 狭間のイメージスケッチ

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Date: Tue, 16 Feb 1999 20:34:26 +0900
From: KATARIBE Designer  FURUTANI Shun-ichi <sf@kataribe.com>
Subject: [KATARIBE 12000] [HA] 狭間のイメージスケッチ
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <36C959374D.A915SF@post.sakura.ne.jp>
Posted: Tue, 16 Feb 1999 20:40:39 +0900
X-Mail-Count: 12000



[sf] 狭間06はうまく回ってきたから。次はほかのフォローとかだろうかのう。
[Toyolili] ほえほえ
[BallMk-2] うむ
[sf] どーすっかのう。まあ、とりあえず狭間の設定の整理とかも必要ではある
が〜。なにが必要かのリストアップからしないといかんようだのう。(;^^)
[BallMk-2] にゅう
[sf] 狭間は比較的書かないでも機能するのも確かだけど〜。なぜ異能者がいて
も「現実世界」が維持されるのかについて、きっちり書かないとねぇ〜。って
二周年記念で、とある原稿にさいど手をつけたりしていないわけではないが。(爆)
[BallMk-2] (汗)


「こんな不安を感じたことはないかい。世界がとつぜん失われてしまうのでは
ないか、自分の存在は誰かの幻想ではないのか、なんてね。それは、ありふれ
た感情。そう思うことで生きることを選ぶのが普通のありかた。
 まあ、世界が失われること、自分が失われることってのは、ありふれたでき
ごとでもあるんだけどね。ああ、みんなにとっての世界が失われるんじゃない
んだ。自分にとっての世界が根底から覆り、世界への関りが一つ一つ失われて
いく。
 "異能者"でいるということは、そんな危険と共存することなんだよ。ほんと
はね。僕たち"可能性の落とし子"たちが、無意識のうちに恐れていること。そ
れは"多界"の狭間に埋もれて、どこにも居ない存在になってしまうこと。
 すべての人間は、関係の中に生きているのさ。そして、その関係ってものが
現実を作っている。他者との関係をほころびさせれば、現実そのもの関れなく
なってしまう」

[sf] ……って感じで。
[BallMk-2] ふむふむ


 語り口調がブギーポップの影響大やも。
 ほかにもメモとして

「勘違いされがちなことだが、遺伝子がもともと異形化や異能のための設計図
が仕込まれているわけではないんだ」
「えっ?」
「予言の解読と同じ……と言えばわかるかな。遺伝子をもとにしてどう解読し、
どう存在を形作るか。それは外部の環境のほうに依存するのさ」


「真実はひとつではない。同じ結果を得られるならば、原因が経緯がどうあれ、
世界は気にしやしないのさ」

 これは元々は、プルートミアの基本法則っぽいけどね。まあ、もともと狭間
は現代版プルートミア物語的な発想で組み立てたわけだし、同じ私の頭から出
てきたのだから発想としてはにたものになりがちであるか。

「世界の統一原理は単一に定まらない。どんな統一原理をもってしても説明で
きない現象がのこる」――科学理論の不完全性定理

 ってのがある世界だしな>プルートミア

$$


sfこと古谷俊一 / 奈良県香芝市在住 / ICQ # 6549565
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