[KATARIBE 11972] [HA06]:EP :「時間潰し」

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Date: Mon, 15 Feb 1999 17:38:18 +0900
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 11972] [HA06]:EP :「時間潰し」 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199902150842.RAA29518@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Mon, 15 Feb 1999 17:42:12 +0900
X-Mail-Count: 11972

99年02月15日:17時42分07秒
Sub:[HA06]:EP:「時間潰し」:
From:ソード
ども、ソードです。
日常EPに挑戦。……してみたんですが。


EP:「時間潰し」
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登場人物
御剣 司(みつるぎ つかさ):ビルの破壊で大量に電気を浴びて覚醒した電操士。

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今日は、納期の締め日。目的の開発部分は昼過ぎにはあげ、既に納品している。
事務所の移転や、能力の暴走などいろいろあったが、逆に、一度暴走した能力
はさらに安定化し、仕事は驚異的なスピードで片づける事が出来た。
 当然、納めたプログラムが形になるまで、わずかの休暇が訪れる。

 司   :「……暇だ……」

 会社にいても、やる事はない。いつもなら、ゲーセンに繰り出すところだが、
ゲーセンで暴走したのはつい先日の事である。

 司   :「ゲーセン行こう」

 どうやら、懲りてないらしい。ただ、彼なりの根拠はあるようだ。ゲーセン
近くをうろついて、危うく不信人物で通報されそうになったのも、先日の事だ。

 こうして、ゲーセンにやってきた。一瞬扉の前で一息ついてから、扉を開け
る。今度は、身構えているせいか、制御しているのか、強烈な意志のほとんど
を排除し、自分の意識を保つ。

 司   :「DDRか……あれはだめだな」

 あっと言う間に、正面で一番目立つ筐体を横切る。彼は、人に見せる程ゲー
ムがうまい方ではないし、体力も自信が無い。あの手のゲームは苦手なのだ。

 司   :「怒首領蜂(ドドンパチ)か……取り合えずこれで良いや」

 割と有名な、画面が弾で埋まるシューティングゲームを選ぶ。別に、得意な
わけではない。前までは、2面位までしか行けない程下手なのだ。
 筐体の前に座り、コインを入れる。普通にゲームがはじまるが、司は自機を
決めたきり操作をしない。

 司   :「(データサーチ……当たり判定のアドレスは……ここか。0は
     :……バグるな。1ドットにしよう。これで少しは長く出来る)」

 しばらくしてから操作を開始する。自機が、紙一重で弾を避けているように
見えるが、普通にやっていると命中している弾も命中せず、すり抜けてゆく。
 普通なら、バランスを壊し、面白さを半減させるはずなのだが……。

 司   :「うわっ!きたねえ!こんなに弾吐くかよ!」

 それでも、結構熱中できるのだから、ある意味、幸せなのかもしれない……。
 司   :「ボム少ない!回数増やしちゃる……」

 不毛である……。

             完(いちおう)

*****************

結局、日常で異能使ってるし……。
どうやら、司は「ゲーム中は熱くなる:1」を持っている模様。

ゲーセンなので、乱入OKです。

それでは……





    

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