[KATARIBE 11961] [HA06L] スパイシーなバレンタイン

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Date: Sun, 14 Feb 1999 17:57:13 +0900
From: shiva@imasy.or.jp
Subject: [KATARIBE 11961] [HA06L] スパイシーなバレンタイン
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <36C6914CC3.5759SHIVA@mail.multi.gr.jp>
Posted: Sun, 14 Feb 1999 18:03:08 +0900
X-Mail-Count: 11961

ども、ハリ=ハラです。

カレーです

いや、他にコメントのしようが…(^^;;

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 SE:からんころん
 前野	:「こんにちわ」
 緑	:(すぴ〜)

いつもの平和なベーカリー
相変わらず、寝息を立ててるのは緑ちゃんである

 SE:からんころん
 長生	:「こんにちはー」
 狼介	:「あ、どもっす」
 前野	:「おや、お久しぶりです」
 長生	:(きょろきょろ)
 佐久間:(この時期はチョコレート使ったパンが多いなー)ぱくぱく
 長生	:(こないだの雰囲気につられて、自作のチョコボンボン持ってきたけ
ど食ってくれるだろうか)

そう、明日はバレンタイン
なぜか、日本ではチョコを送る風習が有る

 長生	:(どきどき)

でも、あんたがドキドキしてどうするよ(^^;;

 狼介	:「えっと、とりあえず...ししゃもチョコパン!?(目が点)」
 長生	:席につきながら「コーヒーお願いします」
 前野	:「何でもチョコかけるなよ…(汗)」

われらがベーカリーの店頭にも、訳のわからんチョコパンの品札が並んでいる

……が?

 前野	:「……って、全部値札だけじゃないか」
 佐久間:「あれ、売り切れてたわけじゃないんですか」
 前野	:「そんな、流行ってるわけないじゃないか(笑)」

チョコパンだけでなく、いつもの菓子パンやおかずパンも存在しない。
あるのは、食パンやフランスパンなど、素のパンばかりである。

 佐久間:「ううん…誰かが買い占めたのかもしれないと思ったんですけどね」
 前野	:「まさか(苦笑)」
 狼介	:「でも、こんなにパンの数が少ないってのも珍しいですね」
 長生	:皆の様子を見て楽しんでいる
 緑	:(すぅすぅ)
 前野	:「で、長生さんは、なにをきょろきょろしてるんです?」
 長生	:「いや、なんと言うか、楽しげな雰囲気だなぁ、と思って(^.^)」
 前野	:「そうですか?(笑)」
 長生	:「そう思いますよ(^.^) ところで、そろそろバレンタインデーでしょ。
んで、面白い物を作ってきたんですけど」

そういうと、菓子箱を取り出し、テーブルの上に置く

 SE:からんころん
 佐久間:(バレンタイン…ってことはチョコレートかな?)
 竜胆	:「ちーっす」#珍しそうな食い物、食す!
 長生	:「取りあえず食べて見ません?」(ずずい)

蓋を開けて、テーブルの中央に進めたその中身は…

 竜胆	:「……なにかな、それ?」
 前野	:「チョコレートボンボン?
 佐久間:「あ、どうもすいません」
 竜胆	:「1個もらっていいですか〜」
 前野	:「う〜〜ん…」

さっそく手を伸ばす、佐久間君とりん姉

 長生	:「どぞどぞ(^.^)体にもいいんですよー」
 狼介	:「……?(何でかな、カレーのにおいがかすかに……)」
 SE:からんころん☆
 佐久間:「…体にいいチョコ?」(手に持ったまま)
 千影	:「お姉ちゃん、待ってよぉ…あ、こんにちはぁ☆」
 竜胆	:「いただきまーす(はむ)」
 緑	:(すぴ〜)

ここで、チョコをご賞味中の皆様に、パパから一言

[kusu] パン屋に堂々とくいもん持ち込むか〜〜

いつものことじゃん(w

 狼介	:「あ、こんにちわ」

チョコレートの芳醇な香りと共に、スパイシーな香りと味が口の中で繰り広げる
絶妙なハーモニー……らしい

 千影	:「こんにちは、天方さん(ニコ)」
 竜胆	:「……(・・;;)」
 前野	:「どうです?」
 狼介	:「…………なるほど……」
 千影	:「ねぇねぇ、お姉ちゃん、なに食べてるの?」
 長生	:「カレーボンボンなんですよ。意外に相性いいでしょ(^.^)」

得意げに、にこにこと話す長生氏。

 佐久間:「カレーボンボンって…この中にカレーが入ってるんですか?」
 竜胆	:「あ、あう……(・_・)」
 長生	:「そうなんですよ」
 長生	:「どうです?」
 千影	:「…(よかった、食べなくて)」 < (笑)
 佐久間:「……」

目が点になっているりん姉の様子に、口に入れるのを躊躇う佐久間君

 竜胆	:「……ま、まったりとそれでいて、さわやかな喉越しで……芳醇な香
りば鼻腔を刺激し……(><)」
 長生	:(ぱくっもごもご)「ほらっ、カレーにもチョコ入れるじゃないです
か、それと逆って事でやってみました(^.^)」
 千影	:「お姉ちゃん…無理してない?」
 竜胆	:「(ふるふる)(><;;)」

あうーな状態のりん姉に対し、上手そうに食べる長生氏
あんたは、カレーなら何でも良いのか(^^;;

 前野	:「何か飲みます?」
 竜胆	:「(こくこく)(><;;)」
 前野	:(こぽこぽ)「…はい、珈琲です」
 長生	:「おいしいのになぁ」(もごもご)

良いらしい(汗)

 竜胆	:「(ぐび)……ん〜(><)」
 千影	:「おいしかった?(クスクス)」
 佐久間:(……どうしようこれ)<まだ手に持ったまま(笑)
 緑	:「う、んん〜〜」
 長生	:(にこにこ) 狼介:「…………(・・;)」
 竜胆	:「(光速の動きで1個つまんで)ちか、あーん」
 佐久間:視線に気づいて「…う……」
 千影	:「わ、わたしはいいよぉ」
 緑	:「ん……店長さんが……いない……」
 竜胆	:「そんなこと言わないでさぁ……ね、お姉ちゃんのお願い(じっ)」
 長生	:「美味しいと思いますよ」>千影
 千影	:「(う゛ぅぅ)…じゃあ1個だけ…」
 佐久間:目をつむって口に入れる「……もぐもぐ……もぐもぐ……(涙)」
 竜胆	:「はい、あーん」
 千影	:「あーん」

こうして犠牲者は増えてゆく…

 緑	:「ちょこれーと……」
 前野	:「やめときなさい…(首を横に振る)」
 竜胆	:(舌の上にちょんと乗せる)
 千影	:「(ぱくっ)」
 佐久間:「……これ、食べる人を選ぶチョコレートですねぇ」

それほど変な味とは認識しなかったらしい(汗)

 竜胆	:(ピッチャーとグラスを取りに行く)
 緑	:「んー、そんなに……ひどいんですか?」
 長生	:「そうですか(^^;食べる人選びますかねぇ」
 千影	:「…(;_;)」
 長生	:「あれ、おかしいなぁ。会社じゃ好評だったんだけどなぁ」
 竜胆	:「はい、お水」
 佐久間:「私は嫌いじゃないですけどねぇ」
 千影	:「(ごくごく)…ふぅ…お姉ちゃんひどいよぉ(ぐすっ)」
 長生	:(あぁ、泣かれてしまった)
 竜胆	:「ごめん……でも、苦しみも分け合いたかったんだよ(しゅん)」
 前野	:「泣かないでくださいよ(^^;;」
 緑	:「にゅぅ(こぽこぽ)」
 佐久間:「…そこまで苦しいかな?」
 長生	:(じっと見つめて、更にもう一個)「んー。チョコの芳醇さと、カレー
のスパイシーさが丁度いいんだけどなぁ」
 佐久間:「あ、もう1個もらいますね」……ぱく
 長生	:「どぞどぞ(^.^)」

人間って不思議だ(w

 千影	:「こんなにすごい味だとは思わなかったよぉ」
 前野	:「まぁ、人の好みはそれぞれと言う事で…(^^;;」
 狼介:(こくこく)
 緑	:「コーヒー飲みますか?」
 千影	:「あ、ありがとうございます☆」 > 緑
 緑	:「どうぞ(こぽこぽ)」
 千影	:「ふぅ…やっと落ち着いたわ」
 竜胆	:「ごめんね……(しょぼん)」
 千影	:「お姉ちゃんの言いたい事もわかるから気にしないでね☆(なでなで)」
 竜胆	:「うん……(しゅん)」
 緑	:「……(ぐび)」
 前野	:「ふぅ」
 佐久間:(……まぁ、人の好みはそれぞれなんだし)
 千影	:「別におこってないから元気だして、ね?(なでなで)」
 長生	:(受け付けない人もいるのかぁ、久々のヒットだと思ったんだけどな
ぁ(;_;))

受け付けない人の方が多そうだと思うのは、私だけだろうか…

 竜胆	:「うん……」
 千影	:「う〜ん、じゃあこのコーヒーお姉ちゃんのおごりでいい?(ニコニコ)」
 長生	:「んじゃぁ、また来ます。これは皆さんで分けちゃってください」

と、問題のブツを置いてお勘定する長生氏

 千影	:「あ、は〜い」
 前野	:「おいてかれてもなぁ…(^^;;」
 竜胆	:「はーい……(・・)」
 佐久間:「ごちそうさまでしたー」
 長生	:「じゃ、またぁ(^.^)」

にこやかに立ち去って行くが……

 千影	:「…で、これほんとにどうしよっか」
 前野	:「店長に食べさせちゃいましょう」
 千影	:「…そうしよっか?(クスクス)」

どうやら、道連れを作る方向に進んだらしい

 竜胆	:「……食べたフリして捨てちゃうとか」
 前野	:「ラッピングし直して、プレゼントしちゃいましょう」
 千影	:「捨てちゃうのはチョット気が引けちゃうよ」
 佐久間:「さすがにもったいないですからねぇ」
 竜胆	:「……確信犯のほうが悪だと思うけど……(^^;;)
 千影	:「あんな珍しい味みんなにも体験してもらいたいでしょ?(クスクス)」
 緑	:「……ぐび(汗)」

小悪魔やの〜

 佐久間:「もしかしたら気に入ってもらえるかもしれませんよ」
 千影	:「ね〜☆(クスクス)」
 竜胆	:「……(^^;;」
 千影	:「お姉ちゃんもそう思うよね?(ニコニコ)」
 竜胆	:「ま、まあ、ししゃもパンだし……」
 千影	:「だよね☆(ニコニコ)」
 前野	:「千影さん、ケースとラッピング類は、こんなもんで良いですか?」
 千影	:「う〜ん…リボンの色 赤にしない?」
 前野	:「こんなんですか?(しゅるしゅる)」
 竜胆	:「ああ、かわいらしくなっていくよ」
 佐久間:「…なんか楽しそうだなぁ」
 前野	:「バレンタインカードの方お願いします」
 千影	:「うん☆(書き書き)」
 竜胆	:「あ、いいなー(・・)」
 前野	:(しゅるっしゅるっしゅるっ……)
 千影	:「…お姉ちゃんも欲しいの?(クスクス)」
 前野	:(しゃきんっ……)
 竜胆	:「うん……」
 千影	:「もう、しょうがないなぁ…じゃあ、あとであげるね☆(ニコ)」
 前野	:(チャキチャキチャキ…)

手際良くラッピング作業を続けてゆく
カレーボンボンが、あっという間に可愛いバレンタインプレゼントに…

 竜胆	:「うん、ありがとー(>▽<)」
 前野	:「じゃあ、どんなラッピングが良いですか?」
 千影	:「どうしよっかなぁ…前野さんはどういうのがいいと思う?」
 前野	:「赤のつやに、グリーンの…じゃあクリスマスカラーだな(笑)」
 千影	:「そうね(クスクス)」
 前野	:「う〜ん、どうしましょうかねぇ」
 千影	:「白ベースに赤のリボンだとバレンタインっぽいかもね☆(クス)」
 前野	:「じゃあ、白地に透かしが入ってる奴を使いますか」
 前野	:「あぁ、クリスマスカードは筆跡変えておいて下さいね」
 前野	:「って、クリスマスじゃないやん(苦笑)」
 千影	:「もう、クリスマスカードじゃないよ(クスクス)」
 前野	:「バレンタインですね(笑)」
 竜胆	:「……バレンタイン〜」
 狼介	:「こ、この人達は………(苦笑)」
 前野	:「これで、店長さんへって渡せば良いでしょう」
 千影	:「そうね☆(クスクス)」
 佐久間:「なんか店長がかわいそうになってきた…」
 前野	:「佐久間君、私情は禁物だよ」
 佐久間:「そうですねぇ……(店長がこれを気に入ってくれることを祈ろう)」
 千影	:「店長さんがどんな顔するか楽しみね☆(クスクス)」
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 ハリ=ハラ
 shiva@imasy.or.jp
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