[KATARIBE 11923] [HA06]:EP: 猫又VS猫娘(?)

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Date: Fri, 12 Feb 1999 15:27:46 +0900
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 11923] [HA06]:EP: 猫又VS猫娘(?) 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199902120632.PAA10810@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Fri, 12 Feb 1999 15:32:15 +0900
X-Mail-Count: 11923

99年02月12日:15時32分10秒
Sub:[HA06]:EP:猫又VS猫娘(?):
From:ソード

こんにちは、ソードです。

猫の萌と、猫娘の煌がじゃれてるところに、
異能者ビギナーの御剣司が通りかかります。


猫又VS猫娘(?)
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 ある日の街の喧騒から離れた路地。
 塀の上で、1匹の小猫が眠っている。

萌    :「ふみぃ〜(眠そう)、こんにちは〜
(猫状態):萌ねぇ〜、今度学校行く事になったんだよぅ。でもぅ、萌
     :寝ちゃうと猫に戻っちゃうから、大丈夫なように訓練してる
     :のぅ〜(ほよ〜ん)(まだ眠そう)」

 温かい春の日差し。それは、万人に及ぶ眠りの魔力を帯びていた。

 そこに、一人の女性が通りかかる。塀の上で寝ている小猫を見て、面白い
おもちゃを見たかのように目が輝きだした。
 
煌    :「うりうり〜、起きれ〜(つんつん)」
萌(猫) :「うみゅぅ〜【グネグネ】
煌    :「あなたはだんだんねむくな〜る…(カッチコッチカッチコッチ)」
萌(猫) :「くぅ……、くぅ……」
煌    :( ̄▽ ̄)

 しばらく、様子を見ていた煌。突然彼女から紫の猫耳が飛び出した。

煌    :「わっ!!!!\(>▽<)/」
萌(猫) :「(どびくぅっ)ふぎゃっ!?」
煌    :「あはははははは(爆笑)」
萌    :「ひどいよ〜〜」
煌    :「寝てるのが悪いのだ〜☆(ぐりぐり)」
萌    :「うみぃ〜(><)。いたいよ〜」
煌    :「あはは〜(なでなで)」
萌    :「ふみゅ〜(また眠る(^^;)」
煌    :( ̄▽ ̄)
煌    :( ̄▽ ̄)
煌    :「(☆▽☆)ぴき〜ん」
煌    :(こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ…)
萌    :(ぴくっぴくぴく)「……んみゅ〜、くすぐったいぃ〜!!」

 はたから見ると、猫耳を付けた娘と、猫がじゃれているようにみえる。
 既に人外魔境に突入している。

煌    :「うりうり〜(こちょこちょこちょこちょこちょこちょ
     :こちょこちょ…)」
萌    :「あははは、止めて、やめてよ〜〜(^^)」

 そこに、司が通りかかる。人外魔境を見たのが一般人なら、強行状態にな
るところだが……

司    :「げ……(汗)喋る猫と猫又が喧嘩してる……(笑)」
煌    :「笑い死にと言う言葉がありますが、実際に笑って死んだ人の記
     :録があります(冷静)って事で、おりゃ〜
     :(こちょこちょこちょこちょ〜)」
司    :(なるほど喧嘩じゃなくてじゃれてるのか……)

どうやら、容認できるところを見ると、彼もまた逸般人らしい。

大河   :「僕も聞いた事あるよ。で、そろそろ解放してあげてくんない
     :かな?」
煌    :「むっ!(じろっ)」
司    :(びくっ)(に、にらまれた?)
煌    :「そこだっ!(ぶんっ)(萌を投げつける)」
瑞鶴の猫 :「………にい(何ぞまた危険なことをやってるわ<鼻で笑うの
     :図)」
司    :(受け取る)「おわっ!」(な、投げやがった)(笑)
萌    :「ふぎゃぁ〜〜」

 萌を投げつけ、既に興味はなくなったのか、瑞鶴の猫に向かって話し掛ける。

煌    :「よっ、姐さん(しゅたっ)」
瑞鶴の猫 :「………(大欠伸)」
煌    :「相変わらず元気そうだねっ」
瑞鶴の猫 :「……ふすん(当たり前だよ、お若いの#鼻を鳴らしてる)」
煌    :「日焼けして毛のつや落ちてるけどさ〜(かんらからから)」
瑞鶴の猫 :「……(大欠伸)……に(見てくれで価値を決められるほどに落
     :ちちゃあいないからねえあたしは)」
煌    :「あはは〜、伊達に歳くってないねぇ〜(かりかり)」

 一方、思わず萌を受け取った司も……

司    :(手の中の猫(萌)を見て)「……(どうしよう)」
萌    :「おろして〜(;;)」
大河   :「あ、すみません。こっちによこして下さい(^^;」
     :(手を差し出す)
司    :「わっ喋った!(落とす)」

 大河の声も、わずかに間に合わず、萌を放す司。萌も、この程度の高さから落ちたところで、怪我をするわけではない。
 萌はベーカリーあたりの猫のボスだった。同様に、瑞鶴の猫もこのあたり一帯を牛耳る猫である。
 だが、萌の猫柄(?)からか、争いまでは発展しない。

司    :「……あ、すみません。貴方のでしたか」
大河   :「まぁ、そんなとこです(^^;;」
司    :「こっちの猫又(煌ちゃん)も、貴方のですか?」
司    :「そこの老猫は、そこの本屋の猫みたいでしたけど……」
大河   :「いえ、そっちは違いますよ」
煌    :「誰が猫又やねん」
司    :「猫又じゃないんですか?」
萌    :「萌と同じで猫娘だよね?(^^)」

 猫の萌も、ようやく完全に起きたのか、大河に抱きかかえられて人間と猫
娘の奇妙な会話に加わる。

煌    :「まぁ、そんなところやね」
司    :「えーと、すみません。これは一体……」
大河   :「どうかしましたか? このあたり(どのあたりだろ?(^^;)
     :では特に珍しくも無いみたいですけど」

 ここで、煌はある判断を下した。
 司は異能なれしていない > 異能を一般人に知られてはならない >
 マスターは記憶の操作が必要だと言っていた > 司の記憶を消去!

煌    :「忍法諸事忘却の術!(ガスッ)」

 おもむろに、司の後ろ頭を取り出した鞭の柄で殴り付ける煌。

大河   :(そんな乱暴な事しなくても、僕が記憶を取り出せるんだけどな     :……(^^;)
煌    :「はっはっは。明智君、またあおう(ト〜ン…ト〜ン…)」
萌    :「またね〜」

 ある日の街の喧騒から離れた路地。
 道端で気を失っていた青年が、目を覚ました。
 
司    :「はっ!僕はいったいどうしてこんな所で寝てるんだ?」

 きっと萌や煌も同じ夢を見たに違いない(^^)

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オチはついてますが、完成はしてないと思ってます。
修正、加筆願います。

1行掲示板のログをEPに加工したわけですが、
結構大変ですね。

では……また……。






    

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