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Date: Thu, 11 Feb 1999 20:23:00 +0900
From: gzufvgwx@mail.goo.ne.jp
Subject: [KATARIBE 11900] [HA06][EP]青い髪の少女
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199902130311496@gzufvgwx.mail.goo.ne.jp>
Posted: Thu, 11 Feb 1999 20:26:56 +0900
X-Mail-Count: 11900
球形弐型で御座います。由摩のEPその2です。
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「青い髪の少女」
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近鉄吹利駅にほど近い「ベーカリー楠」…一人の少女が店を訪れる。
その少女は何時もの様にパンを買いに来たのだ…。
「何時もの様に?」
店員はなにげ、ふと思う…。
この子は何時頃から現れたのだろう、と。
何時もの様にパンを買いに来て、何時もの様に屈託無い笑顔で帰っ
ていく…。
しかし、いつ頃から…少女はやってくる様になったのだろう…。
由摩:「はい、今日はこれだけなの。」
店員:「毎度ありがとう御座います」
エプロンスカートを着て、まるで「お人形さん」の様な姿…。
そして、三つ編みにした「青い髪」…。
そう、この少女の髪はまるで澄み切った空の様な青さだった。
しかし、店員はその少女の笑顔を見て、そう言う風に考えるのを止めた。
「何故こんなこと考えたのだろう?」
そして、店員は何時もの様に少女の後ろ姿を見送った…。
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ここで、一つ解説すると、由摩は「電波による記憶操作(存在認識の曖昧
化限定)」を使用して、店員に恰も「常連さん」の様に装うっています。
実際には、今日初めて来たばっかりなのです。
では、後の修正をお願いします。
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球形弐型
BallMk-2@trpg.net
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