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Date: Mon, 8 Feb 1999 19:05:05 +0900
From: Toshiaki Tomita <ge7m684@edu.kansai-u.ac.jp>
Subject: [KATARIBE 11845] [HA06]EP:「夢をみる夢」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <36BEB8F328A.5F62GE7M684@192.168.1.191>
Posted: Mon, 08 Feb 1999 19:14:11 +0900
X-Mail-Count: 11845
更毬静夢＠合宿明けですの
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「夢をみる夢」
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更毬剽夜は普通の夢を見ない。見る夢は予知夢である。いや、予知夢である
夢の印象が強すぎて、普通の夢の記憶が残っていないとも言える。
剽夜 ：『うむ、ここはベーカリーで横に連れているのは……ほそばか……
：なるほど、今日は初めてほそばをあきりんに会せる日なんだな』
いつものように夢のシチュエーションを理解する。夢の中では、そのことを
不思議とも思わず理解できるのだ。
ＳＥ ：「からんころん」
剽夜 ：「こんにちわー」
ほそば：「こんにちわ（ぺこ）」
かける：「こんに……（ぷー）」 ＃コーヒーを吹き出す
前野 ：「さ、更毬さん。あなたまた子供を作ったんですか！？」
ベーカリーの面々が驚いている。いつもの光景だ。店長が居ない？ 奥にで
もパンを取りに行ってるのだろう。
剽夜 ：「また、とは心外だなぁ。この娘はちゃんと、私とあきりんの娘だ」
ほそば：「ほそばと申します。よろしくお願いします（ぺこり）」
ほそばがお辞儀をすると、両側に結わえられた黒紫色をした短い髪がゆれた。
かける：「よろしく(ふきふき)」 ＃コーヒーを拭いている
前野 ：「こ、こちらこそ……って、だって竜胆さんは妊娠もしてなかった
：のに……」
ＳＥ ：「からんころん」
竜胆 ：「ちーっす」
剽夜 ：「やぁ、いいところに来たあきりん」
竜胆 ：「あっ、更ちゃんが居る。めずらしー」
剽夜 ：「うむ、今日は私とあきりんの娘を紹介するためにな」
竜胆 ：「えっ？」
ほそば：「ほそばと申します。母さま（とっとっとっ……だきっ）」
竜胆 ：「だって、吸血姫って……無理……何時？……（おろおろ）」＃混
：乱中
剽夜 ：「うむ、疑問に答えよう……」
そして、意識が途絶える。
剽夜 ：『……まったく、結果を見れば対策が練れるっていうのに……しか
：し、確かに早くする必要があるな……ほそばの生命の灯が消える前
：に……』
未来はわからない方が幸せだ。例え結果が幸せであっても、幸せが半減する
からだ。そう、未来はわからない方が夢がもてるのだ……。
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というわけで、はくはく君夢EPで連想して浮かんできたもんです。中途半
端な予知夢が発端のEPも昔ありましたが、なんか見てしまうということで。
ちなみに、キャラクターとかの口調の訂正は各自お願いしますということ
で……。
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関西大学大学院工学研究科化学工学専攻機能表面工学研究室
(ge7m684@edu.kansai-u.ac.jp) 富田俊明
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