[KATARIBE 11831] [HA06]:EP: 「電操士」その3

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Date: Mon, 8 Feb 1999 10:54:47 +0900
From: ソード  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 11831] [HA06]:EP: 「電操士」その3 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199902080157.KAA31438@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Mon, 8 Feb 1999 10:57:29 +0900
X-Mail-Count: 11831

99年02月08日:10時57分28秒
Sub:[HA06]:EP:「電操士」その3:
From:ソード
「電操士」の3話目です。
今回も、ごんべさんに協力を頂き、特に関西弁の部分の修正をして頂きました。
有り難うございます。>ごんべさん

登場人物
御剣 司(みつるぎ つかさ) :異能に目覚めて数ヶ月の「電操士」。
堀川 祐司(ほりかわ ゆうじ):ESD体質の歴史学者。

前回までのあらすじ
 ゲーム会社のプログラマーをしている司は、昼休みにゲーセンへと繰り出した。
 そこで、ゲーム機のデータ量を受信してしまい、異能が暴走する。
 路地裏で苦しむ司の前に現れたのは、異常な電磁場を感知した祐司だった。

***************************
吹利市目抜き通りの裏路地

>司  :「危ないから……来ないで、下さい」

 祐司 :「何が、危ないんかな?」(一歩近づく)
 司  :「でん……き……が……うわっ!」
 SE :バリッ!(司の全身から一瞬だけ放電。司の服が焦げる)
 祐司 :「くっ!(一瞬立ち止まる)……最初がこういう出会いとは(苦笑)
    :まあ、雷に比べたら、たいしたことあらへんな」(平然と近寄る)
 司  :「な……ぜ?」(放電中)
 祐司 :「体質なんや。たぶん、君と同じカンジやろ」(手をかざす)
 司  :「な……?」
 祐司 :「とりあえず、放電はとめとかなぁな」
 
 司の身体に祐司の指先が一瞬触れたとき、司の体を走っていた電気が、もの
すごい勢いで祐司の身体に吸い取られてゆく。大電力を発している司の身体も、
これに抵抗して電気を維持するには、かえって暴走状態があだになった。

 司  :「力が、抜ける……」
 祐司 :「たいした量や。伽耶以上か?」
 司  :「……」(気絶)
 祐司 :「ようやくおさまったか。やれやれ……」
 司  :「……」(気絶中)
 祐司 :「こりゃあ、ほっとけへんわなぁ」

***************************

暴走状態からは、ひとまず回復。次回は、堀川氏としばらく異能についての話を
する事になりそうです。
問題は、司は会社を無断早退している事くらいでしょうか(笑)

修正、加筆、割り込みOKです。(入りにくいとは思いますが……)

では、また。





    

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