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Date: Fri, 5 Feb 1999 23:13:03 +0900
From: edamatsu <edamatsu@gold.ocn.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 11811] Re:[HA06] サバゲ豆まき!
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <36BAF5AF.65839D8F@gold.ocn.ne.jp>
References: <36B93AE0272.574FSHIVA@mail.multi.gr.jp>
Posted: Fri, 05 Feb 1999 22:44:17 +0900
X-Mail-Count: 11811
どーも、くすのきです。
多数参加型のエピソードですので、とりあえず
自キャラの場面だけでもあげておきますね。
> 明日は節分である
**********
(節分当日・昼:ベーカリーにて)
観楠:「お昼かあ……今誰が鬼やってるのかなあ」
岩沙琢磨呂考案の節分サバイバルゲーム。
フィールドは吹利市街全域。
鬼役は他の参加者全員からの攻撃を躱しつつ、誰かに
鬼の面を押し付けねばならない。
かなえ:「今日の午前零時からはじまってるんですってね」
観楠:「なにも丸一日かけてやらなくてもいいと思うんですがね(苦笑)」
開始時間は2月3日午前零時から24時間。
2月4日になるその瞬間まで続けられる。
観楠:「かなみちゃんは……そろそろ帰って来るのかな」
かなえ:「あら。じゃ、ちょっと帰ってお昼の用意してきますね」
観楠:「うん」
店を営業している間は、多分狙われる事はないだろう。
いくら無茶な常連達でもそれくらいの常識は持ち合わせている。
……ということは。
観楠:「今日24時間営業にしようかなあ……でもそれじゃせっかく
:のゲームに参加できないしなあ」
昨夜。
かなえに呆れられながらも愛銃全てを調整し、今日に備えてきた
のである。
レジ下の引き出しにはコンパクトサイズのガス式ハンドガン。
事務所のロッカーには電動式サブマシンガンが2本。
バッテリーもガスも完璧、BB福豆を予備の弾倉にまでフル装填
してある。
観楠:「ここまで準備してあるんだし……ああ、中途半端だなあ」
からんころん
かなみ:「父様っ」
観楠:「あ、おかえり(笑)」
かなみ:「今さっきね、鬼みたの!かなみのエアーガン貸して!」
家で準備してきたのだろうか、頭にゴーグルをのせ、グローブの
他に肘・膝にはパッドを装着したかなみが飛び込んで来た。
観楠:「はい、これね。他の人に絶対向けちゃいけないよ?」
かなみ:「うん」
子供用の電池式エアガンを手渡す。
観楠:「それと、こっちのボトルが予備の豆。落としたらだめだよ」
かなみ:「うん」
観楠:「で、いまから?ひとりで行くのかな?」
かなみ:「えーと、みかんちゃんとこ行ってヒロシお兄ちゃん達と
:鬼をおいかけるの」
観楠:「わかった。あまり遅くならないうちに帰って来るんだよ?」
かなみ:「はーい」
観楠:「それと、もし鬼になったらお店においで。すぐに代わって
:あげるからね」
かなみ:「鬼になんかならないもん(笑) じゃぁ、行ってきまーす」
元気に出かけていったかなみ。
観楠:「大丈夫かなぁ……」
かなえ:「前野さん達がいるなら、大丈夫でしょう」
観楠:「あ、かなえさん。おかえり」
入り口のドアをきちんと閉じて入って来るかなえ。
何故か背中向きで話し出す。
かなえ:「子供は元気でいいわねえ……私なんかもう、なかなか
:動けなくて」
観楠:「どうしたんです?」
かなえ:「いえ、若い時みたいにいかないなあ、って(溜息)」
観楠:「なんか元気無いですねえ」
かなえ:「だって、仕方ないんですもの……(溜息)」
観楠:「なにかあったんですか?」
かなえ:「そうなんです……」
観楠:「はあ。一体なにがあったんです?」
かなえ:「実は……」
観楠:「あーと、喋る前にこっち向いてくれません?」
かなえ:「それは駄目です」
観楠:「駄目って、どうしてです?」
かなえ:「だって……あなたに迷惑かけてしまいますもの」
観楠:「そんなことないですよぉ(笑)ねえ、こっち向いて下さいよ」
かなえ:「じゃあ、今からお話しますけど……」
かなえ、くるりと振り向く。
その顔には、昨夜竜胆が被っていたはずの……
かなえ:「私……鬼にされちゃいました」
観楠:「(カクン)」<顎が落ちた音
**********
で、切る。
ごっつ中途半端でもきったるわい(あっはっはー)
他のみなさんの場面をつなげてまとめたらひとつのエピソード
ができあがるのかな?
くすのきでした
edamatsu@gold.ocn.ne.jp
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