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Date: Wed, 13 Jan 1999 22:33:06 +0900
From: Masaki Yanagida <yanagida@gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp>
Subject: [KATARIBE 11621] Re: HA06 : EP :「迷子の迷子の……」続き
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <9901131328.AA00450@avalanche.gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp>
In-Reply-To: <199901130409.NAA30452@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Wed, 13 Jan 1999 22:28:39 +0900
X-Mail-Count: 11621
ども、D16です。
ちっとだけ乱入。
場所が松蔭堂でしょ。ならもしかしたら……ってことで。
さっと風景に流してもらえばおっけーです。
1シーンだけ。
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○周りの夢
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松蔭堂の土蔵。
つけっぱなしになったテレビとビデオ。
そして惰眠をむさぼる、馬鹿一人。
周囲にはレンタルビデオのパッケージが転がっている。
一方、ここは春の海。
花澄 :「さて、どうやってさがそっか(ちゃぷちゃぷ)」
そこにいきなり勇壮な音楽が流れてくる。
音楽 :「宇宙の海は俺の海〜」
花澄 :「あれ?これは」
と、向うから舳先に巨大な骸骨のエンブレムをあしらったロケットとい
うか船というか、そんな物がやってくる。
花澄 :「……あれは、絶対に違うような(^^;」
と、反対から別の音楽が聞こえてきた。
聴くだけで、70’のアニメファンなら涙するであろう名曲。
音楽 :「さらば〜、地球よ〜」
花澄 :「……(汗)」
いや、まぁ、皆さんご想像どうりのものが現れたんですが(笑)
十 :「すごい!、銀河を代表する二つの艦(ふね)が揃う
:なんて!後は、クイーン・エメラルダス号と、時空戦艦
:まほろばがそろえば!」
振り向くとそこには、穴明きマントにツバ広の帽子を身につけた十がい
た。
花澄 :「あのー、一さん」
十 :「鉄郎です」
花澄 :「は、」
十 :「さぁ、いこう。メーテル。機械の身体を貰いに行くん
:だ」
花澄 :「でも、その、探している人が……」
十 :「いるじゃないか、あそこに!」
十が指差すその先には、肩にトリさんをのせ、眼帯をして斜め傷の入った
観楠店長が、水夫の姿をした前野君とともにブリッジに立っているのが見え
た。かなみちゃんはもしかしたら海の上を船を追っかけて走っているのかも
しれない。(済まない、わかもの置いてきぼりのネタだ)
花澄 :「いや、あの人じゃなくって」
十 :「じゃあ、あの人だね!」
第一艦橋の中には、いつのまにか白髭になっている訪雪が艦長の席に座っ
ている。
航海士の席には琢磨呂、そのとなりには慎也。通信士席にはなぜか麻紀さ
ん。ご丁寧に、船医の美樹さんの姿まで見える。レーダー手は、
花澄 :「ユラさん?」
十 :「僕もおかしいとは思う、けど、まぁ深く考えないで。
:さぁ、いこうよ、メーテル。そろそろこの星での発車時
:刻が近づいてる。あの船に乗せてくれるはずだ」
花澄 :「でも、……あれは、船長じゃなくって。艦長だったと
:……」
と、花澄ががらにもなく突っ込みをいれると、その宇宙艦は真中からぼき
りと折れて水に沈んだ。
波動砲を打つ前で良かった、のかもしれない。
十 :「……」
花澄 :「……」
数分の沈黙。
十 :「……そうか、」
花澄 :「え?」
十 :「次は宝島を見よう」
と、つぶやくと十はふいと消えた。目が覚めたらしい。
花澄 :「な、なんだったんだろ?」
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というわけで書き逃げ茶々です。
柳田真坂樹(Masaki Yanagida)
東京大学農学部森林理水及び砂防研究室
研究生
e-mail:yanagida@gaia.fr.a.u-tokyo.ac.jp