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Date: Tue, 12 Jan 1999 13:00:40 +0900
From: "E.R" <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 11608] HA06 : EP :「迷子の迷子の……」其の二
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199901120400.NAA25356@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Tue, 12 Jan 1999 13:00:47 +0900
X-Mail-Count: 11608
99年01月12日:13時00分45秒
Sub:HA06:EP:「迷子の迷子の……」其の二:
From:E.R
こんにちは、E.Rです。
EP、ひとまず少々続けます。
ああああああう、久しぶりで、誰がどんな反応だか、
書きにくくて書きにくくて……(涙)
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EP:「迷子の迷子の……」
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> 花澄 :「ってことは……松蔭堂で、昼寝させてください、ってこと?(汗)」
> 譲羽 :「ぢ?」
……ってんで……
その日の午後。松蔭堂の玄関前にて。
花澄 :「…………(溜息)」
譲羽 :「ぢ?」
花澄 :「何て言おう………」
夢に対して、花澄が関与出来ない以上……そして行動せざるを得ない以上、
まあ、当座出来ることなど大してないわけで。
花澄 :(まず、闇ぬい君と、こんこん君と、一緒に夢を見てないと
:いけないわけだし……)
とすると、まあ、「お昼寝させて下さい」というのが一番手っ取り早い
のだろうが…………
花澄 :(……それも、何だか、だし……)
譲羽を迎えに行った折り、等、お茶の間でうとうとしたことが無い、とは
口が裂けても言えないのだが……が。
譲羽 :「ぢ?」
お気楽極楽、の木霊の少女が覗き込んでくる。
花澄 :「……どーしよ」
と。
背後で車が停まる音。そして、速い足取り。
麻樹 :「こんにちは。花澄さんか」
花澄 :「あ、こんにちは……と、麻樹さん」
麻樹 :「?」
花澄 :「今から暫らく松陰堂にいらっしゃいます?」
麻樹 :「携帯が鳴らない限りは」
花澄 :「じゃ……あの、申し訳ありません、部屋……あの、
:入れて頂けませんか?闇ぬい君とこんこん君と一緒に」
麻樹 :「構わんが?」
花澄 :「有難うございます」
ぺこり、と頭を下げて、上げた時には既に、麻樹は前進を開始している。
からり、と、引戸を開けて。
麻樹 :「只今」
訪雪 :「(奥から出てきて)やあ、お帰り……っと、こんにちは、
:花澄さん、ゆずさん」
譲羽 :「ぢいっ」
訪雪 :「それで、今日は……」
麻樹 :「うちのお客だそうだ」
花澄 :「あ、それと……あの、大家さん、闇ぬい君とこんこん君、
:ちょっと一緒に来て頂いていいですか?」
訪雪 :「儂は全く構いませんが……こんこん君は来てたかな」
こんこん :「こんっ」
自分の名前は聞き取ったらしい。
心持ち胸を反らして返事をしたこんこんの後ろから、闇ぬいがのぞいている。
花澄 :「じゃ、すみません、お邪魔します……こんこん君、闇ぬい君」
麻樹 :「こっちだ」
おいでおいで、と手招きされて、こんこんと闇ぬいがそれに従う。
廊下を歩いてゆく、とてとてと軽い音が二階の方へと上がってから。
訪雪 :「……今日はまた一体、何があったんだか(苦笑)」
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で、切る。
麻樹さん、書きにくい〜〜(T^T)o
私が書くと、つい、饒舌になるよう(大泣)
修正、訂正、加筆、どぞどぞ、です。
目指せ、一日一シーン(爆)
ではでは。