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Date: Fri, 11 Sep 1998 13:15:31 +0900
From: ごんべ <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 11305] [KA] 失敗の表現分け
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199809110422.NAA31377@www.mahoroba.ne.jp>
Posted: Fri, 11 Sep 1998 13:22:04 +0900
X-Mail-Count: 11305
98年09月11日:13時22分02秒
Sub:[KA] 失敗の表現分け:
From:ごんべ
どうも、ごんべです。
「狭間日本の現実」の件についてはいずれまとめるとして、今日は別の話。
# ごんべも、流さんと同様、BOBUさんの案が一番妥当だと思ふ。>狭間日本
# (<980902114656.DD28A123.2470202@mug.biglobe.ne.jp>だっけか。)
# まあ、そのうちに何か書いてみます。
今日は、語り部での「失敗」の表現についてです。
語り部で「失敗」と言えば、下記の3通りが考えられます。
1.ダイス目が悪くて「失敗」し、
その失敗を「そのまま受け入れた」場合
2.ダイス目が悪くて「失敗」し、
何点か余力を消費してもダメで「あきらめた」場合
3.ダイス目が悪くて「失敗」し、
余力で振り直して「余力を使い果たした」場合
この3つの場合分けを、うまく表現分けできないのです。
相手の強制力が圧倒的とか、どうせ失敗しそうな場合には、1を選択する
方があとに余力を残せて、何かと便利ですよね。「どうせ失敗なら」次の
機会を待とうってんで、1の状況を受け入れる方に流れてしまう。
しかしそれは、「余力を使って成功に持ち込むこと」を前提にし、
「余力の削り合い」で彼我の優勢劣勢を表現しようとしている語り部の
デザインコンセプトに反しているような気がします。
かといって「余力を消費しても失敗した場合」には明確な意味があるか、
というと、そうは感じません。単に「余力の注ぎすぎ、配分ミス」と言え
なくもない。使い損の場合もありますよね。特に3の状況は、1と同じ結果
のはずなのに実際には消耗しきっているわけで、1と比べれば馬鹿馬鹿しい
ことこの上ない。
ならばせめて1〜3を表現分けできて余力の消費度合いに応じて意味づけ
できれば、余力を使って粘る方向を選ぶ積極的な理由になるなあ、と思い
まして。
# 具体的には、余力を消費した方がメリットがあるとか、一定の余力を
# 消費するごとに目標値が上がっていってくれるとかして「余力を使う
# 甲斐がある」状態を準備してやると良いのか……とか考えてみましたが、
# そんなに話は簡単ではないかも知れない。
そこで、皆さんのご意見をお聞かせいただきたく、MLにあげてみました。
例えば、自分は1〜3をこんな風に表現分けしてるよ、というアイデア等が
いただけると助かります。
それでは。
========
ごんべ
gombe@osk3.3web.ne.jp