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Date: Sat, 29 Aug 1998 19:29:43 +0900
From: poetlabo@cap.bekkoame.or.jp (T.Nagare)
Subject: [KATARIBE 11216] Re: [HA] ダークハンター
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199808291035.TAA22283@soda1.bekkoame.ne.jp>
Posted: Sat, 29 Aug 1998 19:35:34 +0900 (JST)
X-Mail-Count: 11216
流です。発端のエピソードは、結構前だったな。その時にも、クレームがついておっ
たようだが。
At 9:43 PM 98.8.28, Shogo Toyoda wrote:
> 個人的にも、なんで傷害もしか殺人になるのかは疑問。
首に穴あけて血を吸った時点で、傷害。
殺人罪については、そうならないためにEP書き直したんでなかったかな？
竜胆の相手の少女を放っぽらかした点については、死体遺棄になると思う。傷害遺棄
だったかな？
> 人命救助でしょう？
そのように主張して裁判官が納得するなら、それでいいが。一般人は人外について知
らないことになってるから、吸血鬼化うんぬんは問題にはされない代わり、緊急避難
にもできない。弁護士の腕がよくても、現代日本で無罪放免にするのは難しいと思うね。
精神鑑定を受けて病院送りにされ、そこでひそかに零課のコンタクトを受ける、とい
うのはありそうだが、そんなんは嫌なんでしょ？
> 殺人というのが、生物学的な人間の抹殺であるんなら、
> それはわかりますが。
> ＃生物学的に人間じゃなくなるわけだし。
ここは何を言っているのかよくわからない。具体的に言って、肉体の消滅ということ？
肉体は傷つけずに霊体だけ抹殺、とかいうのなら、他に物的証拠が残らない限り起訴
は難しいだろうけど。
> 元人間であれば、なんにでも人権があるのか。
> 意思とかが存在すれば、たとえ石ころを壁にぶつけて粉々にして、
> それで傷害でお縄なのか。
高等生物とされるバルタン星人の人権は認められていなかったようだ。
元地球人のジャミラも、人間扱いされてはいなかった。
人権って、その程度のものなのか？
その程度のものなんだろうな。
> 吸血問題は……
> 「千影が竜胆を救うために（千影サイドの主張）、吸血することで
> 吸血鬼としての命を与えた」
> この点でしょう。
>
> 一例として、元人間のいろんなものに人権を認めるのであれば、
> これは傷害でも殺人でもないと思いますが？
> 「人間」を「人間」にするわけだし。
「人外」が「人間」としての存在を認められていない以上、吸血鬼のことは「なかっ
たもの」として処理されるであろうね。この件から吸血鬼化を差し引くと、竜胆と相
手の少女と千影と三つ巴の暴行・傷害事件となるかな。
刑法を少しやったことはあるが、こういう具合にきっちりシミュレートするなら、事
件一つを取り上げるだけで一年はかかるよ。
法律研究会が模擬裁判を一つやるだけで半年はかかったんだから、数多くのエピソー
ドで成り立つゲームをこういう方向に進めるのはおすすめしないね。
設定を増やすのは、物語の進行そのものに明らかな障害が発生したときに限ったほう
がいいと思う。
まして「知っている」というだけで現代日本の法体系をそっくり持ち込むのは、それ
こそ専門家が数十人はいないと収拾がつかなくなる恐れがあるから、僕は願い下げに
したい。
At 9:28 PM 98.8.27, シェイド wrote:
> 御影 ：「小金稼ぎの連中と同列に扱われるのは納得できんな」
> 十 ：「俺たちゃ命かけて仕事してるんだからな」
>
> ってことだね。
そいつはいいんだが、彼等は傷害罪に問われることはないのかね？EPでは結構無茶し
てるように見えるぞ。
そこまで言うなら、きっちり整合性を取ってもらいたいね。
At 1:17 AM 98.8.29, ICHIKAWA Takuaki wrote:
> ダークハンターについて。
> 無差別に狩るのではなく、政府指定の獲物しか狩ることができない
> 賞金稼ぎの様な存在にしてはどうでしょう？
> ダークハンターなどという存在は、警察やらが対処できない存在が
> いるからこそ必要とされるのでしょうし。
>
> ＃動物並みの意識しか持たない存在ならばともかく、人間と同程度の
> ＃意識を持った存在を個人の判断で消滅させるのは問題があると思います。
うーん。実体がないのに意識の有無を言っても、証拠に欠けるからなあ… しかし、
妥当だとは思います。
ダークハンターについては、依頼によって仕事をしている以上、依頼人が何者である
かによって扱いが違ってくるでしょうね。このような依頼をするのはそれなりの立場
にある者に限られるはずだから、政府がそれを管理していることは考えられます。
もっとも、人外の存在を公認していない以上、政府が獲物を指定することは難しいで
しょうから、別名で仕事を依頼している可能性はありますね。『文化財調査』とか『
道路復旧工事』とか『街灯修理』とか。
で、仕事は異空間で済ませ、日常空間への影響を防ぐことにしてはどうでしょう？呪
具を持って異空間入口までの移動は依然として問題が残るが、これは依頼人が責任を
持って送り迎えをするということで。
魔術幻燈 ☆★☆ 流琢弥/萩原學/硯研一郎
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