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Date: Mon, 24 Aug 1998 18:54:32 +0900
From: "E.N." <nakazono@ss.ffpri.affrc.go.jp>
Subject: [KATARIBE 11130] Re:HA06:EP: 「お中元」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <9808240959.AA01427@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
In-Reply-To: <9808200351.AA01421@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
Posted: Mon, 24 Aug 1998 18:59:31 +0900
X-Mail-Count: 11130
こんにちは、いー・あーるです。
皆さん、こんにちは。
……まあせめて、夏の間に書きたいやなあ、ということで。
お中元の続きです。
で、一つ忘れていた事があるので……
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> 花澄 :「大家さんにキノト君、凍雲先生、一さん、美樹さん、キノエちゃん、
> :これで六人だもの。これより小さいっていうと、六人分入らない
> :から……余ったら、明日にでも食べて下さい(笑)」
言いながら、手は止まらない。
さくさくと野菜を切り、鶏の手羽を分解(?)し、鍋に油を引いて炒める。
その、途中で。
訪雪 :「……(おや)」
季節は夏。
台所で火を使えば、それはそれなりに地獄の筈なのだが。
キノト :「……(涼しいや)」
春の結界は強固である(笑)
花澄 :「キノト君、それ取ってもらえる?」
キノト :「あ、はいっ」
筋をとり終わったいんげんを受け取り、適当に切る。
花澄 :「後はしめじ洗って……ええと」
キノト :「……(じーーーっ)」
しばしぱたぱたと動いて、炒めるものは炒め、放り込むものは放り込む。
と。
花澄 :「後はしばらく煮込む、と(笑)」
キノト :「それで終わりですか?」
花澄 :「ううん、最後に幾つか入れるけど……それまでかき回しながら
:しばらく置いて、で、終わり」
小皿の上に、おたまを置いて。
花澄 :「っと……ちょっと買い忘れがあったんだわ。キノト君、お鍋
:見てて下さいますか?」
キノト :「はい」
花澄 :「じゃ」
エプロンを手早く畳み、箱の中に残っていた財布を掴むと、玄関に向かう。
途端。
訪雪 :「……暑い(汗)」
コンロから熱気が立ち上った。
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いー・ :「で、あんたさ、何買い忘れたの」
花澄 :「サラダの材料。玉ねぎはあったんだけど、他のは買ってなかったの」
いー・ :「でもそれって野菜尽くめにならねえ?」
花澄 :「いいじゃない。夏野菜って美味しいし」
………なんか違う(汗)
ではっ
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『Hitch your wagon to the Star in Heaven』
いー・あーる(nakazono@ffpri.affrc.go.jp)
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