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Date: Wed, 5 Aug 1998 11:23:12 +0900
From: Fushiki <aida@nnl.isas.ac.jp>
Subject: [KATARIBE 11031] [HA06] Making char
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199808050233.LAA29505@ginga.eng.isas.ac.jp>
Posted: Wed, 05 Aug 1998 11:33:40 +0900
X-Mail-Count: 11031
ちょっと書いたものを発掘しましたので。
プレイヤー自身を元にしたキャラクターの作成
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似たようなことはWWWでも紹介しているのですが、テキスト版としても作成し
ました。
異能の選び方
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異能を何にしよう?と悩む人が結構多いんですよ。
それと、どうしても異能の重複を皆さん避けようとしますので、後発メンバー
ほどその悩みが大きくなるんですよね。
しかし、安心して下さい。
語り部ルールは技能(異能)だけではど〜にもなりません。異なる特徴がつ
くことで、同じ技能を持ったキャラクターも決定的に異なってしまうのです。
例えば、同じ「射撃:13」のキャラクターが2人いるとしましょう。
一人はT.I君、一人はM.N.さんとします。
# そこ!つっこまないよ〜に!‥‥‥はい、サンプルの名称は片方が某ウォ
ーレン、片方が私だ。名前は借りただけだから安心するよ〜に。
T.I君
技能値 :射撃:13
特徴 :早撃ち:2
M.Nさん
技能値 :射撃:13
特徴 :狙撃:2
‥‥‥‥さて、射撃シーンにおける二人の違いを見てみましょう。
まずT君。彼はすばやく銃を抜き、撃つことができます。Mさんがとっさに
銃を抜けずにいる間に、T君は行動できるでしょう。
ではMさんはといいますと、逆に遠方からじっくり狙撃する場合には有利
です。T君には有利な修正がつかない場合でも、Mさんにはつくことがある
のです。
というわけですので、重複は気にせずに異能を選びましょう。
差をつけたければ、特徴さえきっちり作れば良いのです。技能が重複する
かどうか心配するよりも、その技能を*ちゃんと使いこなせるか/どう使いこ
なすか*どうかを心配して下さい。
# どうも、見ていると「技能をばりばりつければおっけぇ☆」と技能の数
ばかり増やして、腐ったライトファンタジー以下の使い方しかできないのが
いるんだよね(^^;)
# 難しい技をいっぱいもっているのが偉いんじゃなく、簡単な技をどう応
用するかを見せられるのが偉いのだよ(『スレイヤーズ!』でにたようなこ
とが書いてあったなあ(^^;))
名前などの決定
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何も思いつかなかったらまず、名前などの外回りから決めてやりましょう。
ここから先は私と私の分身キャラクターを比較しながら説明しましょう。
名称の決定:
深く考えることはないです。適当に決めてしまいましょう。
生年月日の決定
自分のものを使ってしまいましょう。考える手間が省けますし、
キャラクターの誕生日を忘れないと言うメリットもあります。
私の場合ですと
本体 :4/Nov/1972
分身 :4/Nov/1975
ちょっと若くなっています。ただ、あまり年齢がずれ過ぎるときつ
いかも知れませんね。
身長体重
自分のものを使ってしまいましょう。まあ、性別を替えたりするなら
調整の必要がありますが。
なお、これの決定にはBMIという数値を利用する手があります。
「医学的に」(美容的に、ではありません!)適正な体重を割だすも
ので、計算式は
BMI=(体重Kg)÷(身長m)^2
です(身長はメートル単位で表して下さいね)。この計算式で20〜
24が出るようなら普通です。自分のキャラクターの身長を勝手に決
めて、体重に悩んだ時はこういうものを使うのもまた手です。
自分を分析する
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自分をキャラクター化すると言うことはつまり、自己分析をすると言うこと
です。
余力の決定:
本体 :平均よりちょっとは体力があるかなあ?
分身 :体力[8] 集中力[7]
体力にやや偏ったキャラクターにしてみました。
まあ、これは技能値を決定した後、最後に決めても良いでしょう。
特徴の決定:
社会的特徴は、どんなキャラにしたいのかという希望だけで
決定して構わないでしょう。
ただし、世界観からはずれない範囲である必要がありますが。
世界観から外れた例:現代日本で16歳の天才外科医を作る
:(制度上無理なんだってば(^^;)
そうそう、特徴値については
1:まあ普通に良くいる程度。
2:滅多にいない。
3:珍獣レベルに稀。歩く天然記念物。
となっている上に、特徴は必ず有利に働くわけじゃないので、あ
まり「○○○:3」ばかりつけると人間じゃなくなります。
# 例えば「美形:3」の場合、相手の印象に残りやすくなるの
で隠密行動はしにくくなるとかね。
身体的特徴:
最初はぱっと思いつくものだけを数値化すれば良いでしょう。
細かいものはどうせ後から追加できますし。
本体 :顔はまあ並かな。体格も並。筋力はあるほうらしい。
分身 :一見平均的な体格:1 ごく普通の平凡な顔立ち:1
追加分
本体 :そういえば左目に傷跡があったなぁ。
分身 ::左眼球に傷跡(白目部分、ちょっと見には判らない):1
精神的特徴:
ある意味、一番難しいかも知れません。しかしまあ、最初は簡単に
作りましょう。
本体 :あまり怒ることはしないけど、怒ると怖いらしい。
:ごく普通に話しているけれど、実は言葉にちょっと不自
:由してます。
:ああ、あとは義理がたいと言われたこともあったなぁ。
分身 :めったに怒らない:2 怒るととことん相手を叩くタイプ:2
:人に話すことはちょっと苦手:1
:義務感が強い:2
その他特徴:
分類に迷う特徴はここに突っ込んでしまいましょう。
本体 :なんかあったっけ?
:ああ、そういえばほんの一時期だけど予知能力者って噂が
:立ったなあ。それと、激怒するとバーサク&直後に爆睡す
:るんだっけ。
:あとは設定を突っ込んでおこう。
分身 :精神寄生体が住み着いている:2
: バーサクした後(相手を叩きのめした後)で爆睡する:2
:異能は常時発動:2 シールドの維持は苦手:1
:バーサク時間は最長1時間、最短でも15分:2
:年齢と共に予知能力が衰えている:1
: 機械式の腕時計使用:1
技能を決める
いがいと願望だけで決めてしまいがち(「こういうキャラクターがや
りたい!)」なんですが、あまりお勧めしません。
というのも、自分でハンドルできないほど強力な技能&いろいろな技
能を最初っからつけたキャラクターをよく見かけるのですが、それを
やると「ああ、あのキャラクターっていろいろ能力を持ってるキャラ
だよね。‥‥‥でも能力ばっか目だって、本人すっごく印象薄いんだ
よね〜」ということになりやすいんですね。
というわけで、ピンポイントでおいしいところを作れるキャラクターを
目指しましょう(余力に限りがあるので、そのほうがカッコ良く見え
るのね)。
どうせ技能なんて後から増やせるんですから、一つの技能をきっちり
使い倒してから次に進むと、より強力なキャラクターにし上がります。
異能関連
本体 :う〜む、そういえば身体的な接触があると相手の感情っ
:て読みやすいんだよな。霊感は皆無だし。
分身 :接触テレパス:13 感情受信:13 霊視:6
肉体的技能関連
本体 :むか〜しは射撃とか投てき競技とかサッカーとかやって
:たなあ。水泳もやってたし。力仕事はバイトでやってたし、
:喧嘩も大昔はよくやったっけ。
:音楽もはじめたのは早かったから、まあ一応まだ弾けるかな?
:そうそう、電子工作もできたっけ。
分身 :楽器演奏(ピアノ、バイオリン):8 電子工作:12
:運動能力:11 格闘:11 自律:11 力仕事:11
:実銃射撃:11 サッカー:10 水泳:9
精神系技能関連
本体 :分析的過ぎるって良くいわれるなあ。あとは攻撃的っ
:て辺りかな。
分身 :相手の行動予測(予知にあらず):10
知識系技能
下手に強力にすると地獄を見ます。
本体 :ドイツ語は一応やった。英語はまあ普通に喋れる。日
:本語はデフォルト。学業はまあ院生としては普通らしい。
:雑学は‥偏りまくってるなあ。
分身 :学業:12 電子工学知識:12 雑学(科学に偏っている):11
:日本語:11 英語:10 ドイツ語:8
この他に生活技能なども決める必要があるのですが、まあそのへんはマスター
と話し合って決めて下さい。
$$