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Date: Thu, 23 Jul 1998 19:34:45 +0900
From: "E.N." <nakazono@ss.ffpri.affrc.go.jp>
Subject: [KATARIBE 10966] Re:HA06:EP: 「棚卸し」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <9807231037.AA01395@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
In-Reply-To: <9807131112.AA01378@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
Posted: Thu, 23 Jul 1998 19:37:40 +0900
X-Mail-Count: 10966
こんにちは、いー・あーるです。
皆さん、こんにちは。
27日から8月の5日まで、山篭りに参ります(……違うって(汗))
故に……「かたぁつけんといかんぜよ」ってなもんで(汗)
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> バイト代が、全て本に消えなければいいがなあ、と、小さく呟く。
> まだまだ本は残っている。
……さて、数刻過ぎて。
花澄 :「あれ、もうお昼だ」
ぱたぱたと部屋に上がりながら、
花澄 :「狭淵さん、お昼御飯……お握りなんですけど、宜しいですか?」
美樹 :「あ、すみません」
花澄 :「じゃ、どうぞ」
上がって下さい、を省略して部屋に入ってゆく。
美樹 :「いいんでしょうか」
店長 :「勿論です」
あっさり言われて、部屋に向かいかけて。
美樹 :「店長さんは」
店長 :「ここがもう少しで片付くので。それが終わったら行きます」
頷いて美樹が本を置く。完全に部屋に入った、と判断してから。
店長 :「……見とこうか」
本を置いてから、よいしょ、と宙に登る。本棚の上段あたりまで登り、
隙間を覗く。……と。
店長 :「……大したもんだ」
呟きながら本棚をほんの少し手前に引く。
SE :どさばさっ
本の落ちる音。それも複数。
店長 :「これじゃ、取れないか」
言いながら、手を移動させる。丁度、孫の手か何かをたどるような動きは
腕を一杯にのばしたあたりで止まった。
そのまま、そろそろと腕を本棚と壁の隙間に移動させる。そのままごそごそと
手を動かしていたが、そのうちゆっくりと手を引き上げた。
それにつられるようにして、隙間から出てくる……本。
店長 :「……しかしまあ」
よくまあ、こんな変わった本が出てくるものだ、と、口の中で呟く。
「アフガニスタン南部の通過儀礼」に、「ウイグルの食生活と生」。
それも、古びてはいるが、新品である。
店長 :「これが花澄だと、せいぜいが新星座巡礼…それも文庫版、
:だからなあ……流石に狭淵さんの呼ぶ本だ」
他、数冊の本をそっと抱えて、もと来た道(?)を逆戻りする。
そこらに積み重ねられた本を避けて……着地。
したところに。
花澄 :「(部屋の方から)店長、お茶入ってますけど」
店長 :「ああ、今行く」
出てきた本をそっと置いて、店長は部屋の方に移動した。
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……てんちょのいのーはでてきたけどさ。
瑞鶴の謎までいってないぞおおおっ(泣)
まあ、ご飯の後、店長から美樹さんに話す、ことにしようかと思ってますが。
店長 :「散々本を出してもらって、それを全部買いに来るんじゃ、
:なんだか申し訳ないからなあ(思案)」
ではっ。
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『Hitch your wagon to the Star in Heaven』
いー・あーる(nakazono@ffpri.affrc.go.jp)
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