[KATARIBE 10826] [HA06]EP: 「浴衣は夏の心意気! Part2  〜まつり・花火編〜」

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Date: Tue, 14 Jul 1998 23:12:45 +0900
From: "Warren(T.Iwasa)" <warren@mcn.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 10826] [HA06]EP: 「浴衣は夏の心意気! Part2  〜まつり・花火編〜」
To: <kataribe-ml@trpg.net>
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Posted: Tue, 14 Jul 1998 21:52:30 +0900
X-Mail-Count: 10826

うひ〜! 今日の単位はなんとかGET。 う〜ん、ほろ酔いイい
気分〜 なんて言ってられないテスト真っ最中の大尉でござい。

なおなみさんの「浴衣は夏の心意気!」の続編EPとなります。
ツタと格闘してた琢磨呂が今度こそはと頑張るが……結果は
如何に!?


#吹利に川、ある設定でしたっけ(^^;)
#川がなけりゃ池かなんかの設定にしないと。

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§1 変身完了
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>それぞれに浴衣を着込み、満足そうな表情を浮かべる。
>日はだいぶ傾いていた。
>
> 尊     :「せっかく浴衣着てるんですし、みんな誘って
>       :夕涼みといきませんか」
> 直紀    :「さんせーい!」
> ユラ    :「そうね、日もだいぶ傾いてきたし」



琢磨呂    :「ほ〜。ねーさま方は出撃か(超指向性集音マイク
            :を手にしている)」

ツタ        :しゃぁ〜

琢磨呂    :「植物の分際で俺様の浴衣欲に勝つつもりかぁっ!
            :着替えが見れなかった分、仕上がりを激写だ。貴様
            :等ぁぁああああっ、そこをどきやがれえええええええ
            :ええっ!」


判定修整 女好き+3 爆裂、ツタ脱出。

ユラ        :(あら、よく脱出したわね。まぁ皆着替えおわったし良
            :しとするか。でもツタがちょっと可哀想。あとで手入れし
            :てあげなくっちゃね)


女性陣、めいめいの浴衣姿でグリーングラスを出る。

尊        :「今日はちょっと涼しくて良かったですよね」
直樹    :「ほんと。浴衣でふらりと出かけられますね」

遠くから太鼓の音が微かに聞こえる。

紘一郎    :「お、皆さんお似合いで……ん、前野さん?」
前野        :「はい」
紘一郎    :「昨日からじゃなかったでしたっけ? 夏祭り」
前野        :「そういえばそうでしたね。なんとタイミングのいい!」

直樹        :「お祭りっ!(満面笑顔)」

(年小陣のはしゃぎぐ様子、私にゃ書けん(^^;)
 誰か加筆してください〜〜)


ユラ        :「あら、そうだったわ。皆で行きましょう」
尊           :「その後、河原で花火なんてのもいいかもしれませんよ
              :(くす)」
花澄        :「あら、いいですね。」
直樹        :「じゃ、ちょっと花火買いに行ってくるー!」



琢磨呂    :(……薬剤師のねーちゃんめ、植物と組んで俺をバカ
            :にしやがったなぁ。ぬふふふ…花火か。こいつぁおもし
            :ろいことになってきたぜ)



§2 お祭りっ
-----------

(女の子いっぱいでの祭りの描写もわしゃ無理ぢゃ(--;
 どなかた加筆お願いします)

木陰から、女性陣の浴衣を眺める人物一人。

琢磨呂    :「浴衣の美女といえば、似合うアイテムはヨーヨーと金魚
              :の袋、そしてなんといっても!(ナントイッテモナントイッテ
              :モ……と、ここでエコーがかかる)
              :綿菓子ぢゃあああああああああっ! なんで綿菓子を買
              :わぬ! 浴衣といえば綿菓子、綿菓子といえば浴衣であ
             :ろうにっ!」



花澄       :「夜店といえばイカ焼きですよね。おいしいっ (はむっ)」
尊          :「え〜、やっぱりリンゴ飴でしょう(ぺろっ)」
直樹       :「焼きいもっ! おいしいよ?(はむはむ)」
千影       :「あたしはたこ焼き!(ぱくっ)」
すー        :「絶対焼きとうもろこしっ!」
譲羽        :「ぢぢっ(どれも美味しそう)」

意に反して誰一人綿菓子を買わない。現実は甘くないと言うことなの
だろうか。

尊         :「あれ、ユラさんは?」
直樹       :「はぐれちゃったかな?」

ユラ        :「ごんめぇ〜ん! 夜店のおじさんに引っ掛かっちゃって。
             :はぐれちゃうとこだったわね」


と、言いつつ手にするは……綿菓子っ!!

琢磨呂    :「っっしゃああああああ……って、ツタにはめてくれたねー
            :さまか。だが、被写体としてはは悪くない(にやり) これで
            :俺様の写真技術を見せつけてやるぜっ。 ゴールドは露出
            :が難しいが、それはプロのなせる技というやつだぜ!」

ユラ        :「昔っから、これ好きなの(くすっ)」


(くすっ)……の瞬間を琢磨呂は見逃さない。右手に綿菓子、口元に
は微笑み、最高の1枚がカメラに巻きとられる。祭りの中、フラッシュ
なぞそこかしこで光っている。決して目立つものではない。

琢磨呂    :「GET ONE! 完璧だな」




§3 花火っ!
-----------

河原にて。
日はすっかりくれている。

(楽しく花火する描写を書ける人がいたらお願いします(^^;)
 わしゃ書けん……)


川の対岸で真っ黒の戦闘服に身を包み、大きなケースから
色々な器材を取り出す人物が約一名。


琢磨呂    :「最後の締めだ」

500mmレフレックス望遠レンズを装着したαを伏せの姿勢
で構える。

琢磨呂    :「花火は光源だ……フラッシュの必要性がない。くくく…
             :…まさか対岸からドアップの写真を撮られるとは予想し
             :ていないはずだ、そこが穴になる。」

待つこと十数分。帯が緩んで来たのだろうか、前屈みで花火を楽し
む尊の胸元がちらりと覗く。

バシャッ……キュィン!

琢磨呂    :「GET TWO。 普通の服なら見えている部分でも、浴衣
             :から覗くとなると価値は格別だな。おっと、後日の言い訳
             :用に子供達の分の写真も撮っておくかな(かしゃかしゃ)」


ユラ        :「花火もなくなっちゃったし、そろそろ帰りましょうか」

と、そのとき。

SE        :「ドズン! ひゅるるるる〜〜〜」


一同       :「あら、打ち上げ花火?」

SE        :「どっぱぁ〜ん」

直樹        :「うっわぁ〜 奇麗っ!」


琢磨呂    :「むふ……コレは注意を引くダミーだ」


先程の打ち上げ花火の爆発音に紛れて、対岸に圧搾ガスを利用し
て撃ちこまれた物体が一つ。

尊         :「最後の奇麗でしたね。まるで私達のために打ち上げて
            :くれたみたい(笑)」
千影     :「すごいタイミングでしたね……」




Pi・Pi・Pi……Pi〜!


SE        :「しゅぱっ……どっぱぁあああああああああああああん!」


女性陣の後方10m程にあった川の堤防から物体Xがほんの数メート
ル跳ね上がり、その場で凄まじい音と光を出して破裂した。


一同     :「きゃああああっ!」

ぱしゃっ!


琢磨呂    :「……作戦とはかく練るべき物である。最高にオドロイた
              :顔を激写してやったぜ! わははははははははははっ」


数秒間硬直する女性陣。一体なんなのよ! と言わんばかりの表情
を望遠レンズで確認した琢磨呂は、ケースをまとめて撤収した。



千影        :「あの、さっきからず〜っと対岸に岩沙先輩対岸にいたん
             :ですけど、もしかして……」
一同      :「それだああああっ!」



ヴァンパイアは夜目が利くのであった……。

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