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Date: Mon, 13 Jul 1998 23:07:41 +0900
From: "Warren(T.Iwasa)" <warren@mcn.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 10799] [HA06]Episode" 現実逃避 "
To: <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <001301bdae67$f6d10580$d78c9fd2@main>
Posted: Mon, 13 Jul 1998 21:47:15 +0900
X-Mail-Count: 10799
五千年ぶりぐらいに新作エピソードを書いたかもし
れぬなぁ〜とおもいひつつ(@_@)
このエピソードは9.5割実話です(--; 車がEF2なの
にEF9になってることぐらい(爆)
あ〜実際には走りに行った時間+エピソード書い
た時間が試験勉強時間から削られてるんだなぁ〜
うひ〜(T_T)
#ひーぷそーてぃんぐなんてだいっきらいだッ(+_+)
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Ep「現実逃避」
98年7月上旬。某大学テスト開始日前日……
教科書 :「……BM法ヒューリティクス1にて定義した関数Back[k]
:並びにヒューリティクス2にて定義したFail[J]のうちから
:単純にMaxで最大をとり、アルゴリズムを作成する……」
琢磨呂 :「ぬぅ……地雷だ……」
(数十分後)
教科書 :「……木構造のうち最もよく使われる二分木構造におい
:て探索方法は……」
琢磨呂 :「わからん。データ構造とアルゴリズムの鬼畜兵め……」
(数十分後)
教科書 :「……縦形探索とは……」
琢磨呂 :「んぐあああああああああああああ!
:艦長、臨界値まであと10分ですっ……なんて一人で言って
:てめっちゃシュールじゃね〜か。 まぢめにやらんと単位
:がない。く〜普段のサボりのツケはここに来るか、やはり」
(きっかり10分後)
琢磨呂 :「も……だめ。『艦長、だめです! 外装シールドがっ』って
:なもんだな。」
教科書を畳み、エアコンを切る。そして、壁に掛けられたキーを手に取
る。「HONDA」のロゴが輝く銀色のキー。
琢磨呂 :「チョ、チョット気分転換〜(ほんとはもう限界)」
駐車場。車に乗りこみ、エンジンを掛ける。
SE :「どきゅきゅきゅきゅ……ずふぉんっ、ずふぉんっ!」
はかどらない試験勉強とは対照的に元気なエンジン。バケットシートに
身を沈め、小径ステアリングを握ると心は試験勉強から離れ、遥か彼
方へ。
SE :「どふぅぉん……どふぅぉん! ばおおおおおっ……」
(30分後、某川沿いワインディング・ロード)
琢磨呂 :「さ〜、久しぶりに攻めるゼィ。テスト勉強で全然走れな
:かったからなァ……」
軽いスキール音を残しつつコーナーに進入するEF-9。タイヤが鳴り、
ガードレールぎりぎりまで車体が寄せられる。センターラインから車
体右部を軽くはみ出させながらコーナーを周りきる。ヒール&トゥで
B16Aエンジンのパワーバンドを維持しつつコーナー出口へ。前方視
界が開ける一歩手前でアクセルを床に叩きつける。
SE :「カァァァァァァァアン!」
HONDAの高回転型DOHCエンジン独特のエグゾーストを残し、EF-9
は加速を続ける。900KGを切るボディに1600ccのエンジンは余りあ
るパワーを与えてくれる。
琢磨呂 :「う、う、う……し、試験前って、何でこんなに山走るのが
:楽しいんだろう(^^;) こんな日に限って対向車も一般車も
:ほとんどいねーし。うう〜、帰れん。テストがヤバイのは解
:っているんだが。」
……次の日
八神 :「よぉ、今日の試験ヤベぇよな。」
琢磨呂 :「やばいなんてもんじゃねー。」
八神 :「おまえ、昨日勉強しとったか?」
琢磨呂 :「んにゃ…」
八神 :「おまえもかい! いや〜、ゲームはまっちまってな。
:試験前のゲームって何でこんなに面白いのかねぇ?(^^;)」
琢磨呂 :「試験前に走るのって、何でこんなに面白いんだろうね(^^;)」
八神 :「は、ははは……」
琢磨呂 :「はは……」
二人 :「やばいねぇ〜(--;;;;;;;」
試験結果発表は3ヶ月後。さて一体どうなることやら……
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