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Date: Sun, 12 Jul 1998 23:42:36 +0900
From: Junji Ide <kyokutai@mtd.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 10772] [HA06] ある日常〜滝郁代の場合〜
To: "kataribe-ml@trpg.net" <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <35A8CA0F.4F149481@mtd.biglobe.ne.jp>
Posted: Sun, 12 Jul 1998 23:37:03 +0900
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ようやく、メーリングリストに正常につながり、リハビリのつもりで書いてみま
した。
登場人物は身内のみですが、郁代ともにかの暮らしぶりをかいてみました。
まだ、文体が確立してなく、読みづらいものですが、御一笑の程を……。
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登場人物：変身能力者 滝郁代
自己主張するぬいぐるみ もにか
ある夏の日のことである。前日の飲み会の疲れで昼過ぎまで寝ている郁代。
今日は日曜日なので誰も文句は言わない……いやいたか。
郁代 ：ぐー。ぐー。
もにか ：ちょんちょん。
もにかが寝ている郁代のほっぺたをつつく。
郁代 ：ぐー。びしっ。
もにか ：むにゅう。
蚊か何かと思ってたたく郁代。ついでにもにかも巻き込まれている。
なんとか立ち直ったもにか、今度は郁代の躰をゆさゆさする。
郁代 ：むー。ぐーぐー。
もにか ：ごはんごはん！！（ぐいぐい）
郁代 ：ぐーぐー、ぺし。
もにか ：むぎゅう。
寝返りをうった拍子に見事に下敷きになる。
もにか ：だしてーだしてー。（じたばた）
郁代、ようやく目覚める。
郁代 ：なんや、もにかちゃん。おにいちゃん眠いから、もうちょっと眠ら
せて。
もにか ：ごはんごはん！！（こしこし）
郁代 ：ごはん？
もにか ：そう。（こくん）←うなずいている
郁代 ：おまえ口も開けへんくせに……。
もにか ：おまえちゃいの！もにかちゃんなの！！（もにかぱーんち☆）
郁代 ：もにかちゃん……。誰が飼い主なのかな……。（凄み）
もにか ：おにいちゃん……。（おなかをみせてふくじゅうのぽーず）
郁代 ：えーい、うりうりうりうり。
もにかの鼻を押さえる郁代。そうするともにかは後ろにひっくり返ってじたば
たす
るんだな。
郁代 ：うりうり。
もにか ：やめて〜。じたばた。
郁代 ：はあ、ぬいぬい相手にないやってんじゃろ。わし。
もにか ：ごはん……。 （；ｘ；）
郁代 ：はいはい。パンでも食うか。
郁代はもそもそと布団から這い出て、キッチンへ行く。もにかは布団から出よう
として
じたばたもがいてる。
郁代 ：ああ、もう。
と、もにかを手にキッチンへ。食パンをスライスして、オーブンに放り込み、冷
蔵庫から
牛乳１ｌパックとパンにぬるチョコレートをテーブルに出し、湯を沸かし始め
る。
（もにか ：ちょこれーと！ちょこれーと！）
卵をゆでて、トマトサラダをつくってと、キッチンでごそごそやっている。
と、後ろのテーブルでなにやらがさごそと音がする。
郁代 ：ん？
と、振り返るとテーブルの上で、口からおなかからチョコレートにまみれている
もにか
の姿があった。
∩∩
もにか ：とってー、とってー！！（；ｘ；）
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ま、こんなもんか……。
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from:極力応援支援隊 as 井出純次
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