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Date: Sun, 28 Jun 1998 00:39:32 +0900
From: shiva@imasy.or.jp
Subject: [KATARIBE 10448] [ha06] [EP] 書庫
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <3595127E235.7E6ASHIVA@mail.multi.gr.jp>
Posted: Sun, 28 Jun 1998 00:40:46 +0900
X-Mail-Count: 10448
ども、ハリ=ハラです。
う〜、なんで書いたかは、IRCの転送を読んで下さい。
う〜、うまく書けない。
う〜う〜
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しん‥‥と静まり返った書庫の中
ひんやりとした空気と、独特の‥何か懐かしい匂いが漂う
ずらりと並ぶ本‥本‥本‥‥
様々な時代の、様々な大きさの、様々な内容の本が並ぶ‥‥
長く続く書架
静かな‥本当に静かな本の森
カラカラと言う台車を押す音が微かに聞こえ始める
ざわり‥‥
耳には聞こえない何かの囁きがあがる
波紋のように‥風の様に‥‥
囁きは木々の間を抜け、森中に広がる
静かだけれど、でも先ほどとは違った表情の森になる
静かな囁きのなか、ゆっくりと台車が進む。
台車から本を一冊取り上げる‥‥
背表紙と見比べながら、元いた場所に本を帰す。
メモを見ながら本を探す‥‥
背表紙を確かめてから、台車の上に乗せる。
出っ張った本、引っ込んだ本‥‥
並びをきちんと整頓する。
新書の配架
傷付いた本の補修
書庫の掃除
目録の整理
仕事は幾らでもある
ただ、今は、耳を傾けながら‥‥
静かな囁きのなか、ゆっくりと台車を押す。
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え〜。
台車を押しているのは前野です。
場所は無道邸の書庫です。
図書館の閉架を覗いてたら、何とはなしに書きたくなったんだやう(泣)
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ハリ=ハラ
shiva@imasy.or.jp
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