[KATARIBE 10394] Re:[HA06]EP: 『昨夜の雨で』

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Date: Tue, 23 Jun 1998 18:12:27 +0900
From: "E.N." <nakazono@ss.ffpri.affrc.go.jp>
Subject: [KATARIBE 10394] Re:[HA06]EP: 『昨夜の雨で』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <9806230909.AA01345@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
In-Reply-To: <9806111243.AA01326@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
Posted: Tue, 23 Jun 1998 18:09:48 +0900
X-Mail-Count: 10394

             こんにちは、いー・あーるです。
           蘆会さん、皆さん、こんにちは。

以前一行掲示板に、ねこくさをめぐる人外保育園の方々の反応が載っていました
ので、まとめてみました。

***********************************************
  こんこん君の場合(もしくは、一切悩まない人の場合)
=================================

  SE       :ととととと☆
  こんこん   :「こん?」
  譲羽       :「ぢいっ(こんこん君、おはよっ)」
  こんこん   :「きゅうん……こんっ」

  朝の御挨拶、の後、こんこんはくい、と顔を上げる。

  SE       :くんくん(匂いを嗅いでいる)
  譲羽       :「ぢ?」
  こんこん   :「こん☆」

  縁側への入り口のところにへばりついている譲羽をすり抜けて、
裏庭へ着陸……
  
  譲羽       :「ぢいっ(こんこん君、足が泥だらけになるのっ)」
  こんこん   :「きゅううん」

  いや、正確に言うと、裏庭に転がっている、突っかけの上に着陸。

  こんこん   :「こんっ?」

  そして、縁側の下を観察………

  ねこくさ   :「にゃうにゃう」
  こんこん   :「こんっ(びっくり)……こんこんこんっ(駆け寄る)」

  見慣れないもの、知らないもの……は。

  SE       :くわぷっ(ねこくさの胴体部分に噛み付いている)

  とりあえず味覚で判断(笑)

  SE       :……(もこもこしている)
  SE       :……ぺっ(吐き出している)
  こんこん   :「こんっ(何か不機嫌)」
  ねこくさ   :「みゃあああうっ(はっきり不機嫌)」

  ふしゅううう、と、凄むねこくさ。
  しかし、こんこん君に通じず(笑)

  こんこん  :「こんっ(飽きたらしい)こんこんこんっ」 
  
  とてとて、と、縁側に、小さな丸い足跡が残った。


  みかんちゃんの場合(もしくは、悩む人の場合)
===================

  SE       :「みゃう〜」
  みかん     :「?(なにかな?)」
  譲羽       :「ぢいっ(みかんちゃんっ、こわいのいるのっ!)」

  止める間もあらばこそ。
  ぱたぱたと縁側に向かい、大きなつっかけを履いて庭に下りる。
 
  SE       :「みゃおおおん」
  みかん     :(ぢ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(猫さん?)) 

  しゃがみ込んで、縁側の下を覗き込む。
  猫の目が、一斉にみかんの方を向く

  みかん     :(ぢ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(猫さんなのかな??))

  で、ぢーーーっと見ているみかんを、ぢーーっとみているのが一人。

  譲羽       :「…………ぢい?(恐くないのかな)」
  みかん     :「 ぢ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(でも、猫さんと違うの‥‥)」 
 
  視線の先で、がんばって悩む人(笑)

  みかん     :「 ぢ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(う〜〜ん(悩)) 」

  理解不能な対象物については、とりあえず、何なのか一生懸命考える。
  非常に……真面目である。

  譲羽       :「 ……ぢい(みかんちゃん恐くないんだ……)」

  年長組はというと、縁側に出てゆく度胸が無いため、首突き出してただ
感動しているだけだったりする。
  ……おまいも妖怪なのだがなあ……

  みかん     :「ん? ゆずちゃんどうしたの?」
  譲羽       :「ぢいっ(みかんちゃん凄いなあっ)」
  みかん     :「なにがすごいの??」
  譲羽       :「ぢいぢいぢいっ(変なのなのに、恐くないんだねっ)」
  みかん     :「う〜〜ん(怖いと判断するかどうかでまた悩み出す(笑))」

  にゃおん、と、ねこくさが、声を揃えて鳴いた。


  闇ぬい君の場合  (もしくは、懲りない人の場合)
===================================

  闇ぬい     :「変なの?」
  譲羽       :「ぢい(こっくり)」
  みかん     :「縁側のね、下にいるの」
  
  もかもかの顔に、一瞬緊張が走る。

  譲羽       :「……ぢい?(闇ぬい君も恐い?)」
  闇ぬい     :「こ、こわくないぞっ(ドキドキ)」

  その割に、おっかなびっくりの足取りで縁側から降りる。
  当然……足が泥だらけになるのは平気である(笑)

  闇ぬい     :「ど、どこかな(汗)」

  縁側の下にそ〜〜っと手を伸ばして‥‥ 

  ねこくさ   :「ふーっ!!(威嚇威嚇)」
  闇ぬい     :「わああああっ」

  ざわっと動いたねこくさにびっくりして、飛び上がる闇ぬい。
そのはずみに、ぼこ、という鈍い音。
 どうやらどこか、ぶつけたらしい。

  闇ぬい     :「い、いたいぞ(;_;)」
  譲羽       :「ぢいぢい(闇ぬい君も、恐かったよね)」
  闇ぬい     :「こ、こわくなんかないぞっ(憤然)」

 再チャレンジ(笑)

  ねこくさ   :「ふみゃーーーっ(も一回威嚇(笑))」
  闇ぬい     :「わあああああっ」
  SE       :ぼこ☆

 ………以下、繰り返し。
 それがしばらく続いて。

  訪雪       :「……で、頭の後ろ、どこかに引っかけたのかね(呆)」
  闇ぬい     :「いたいぞ(;_;)」
  凍雲       :「それは痛かろう(苦笑)」

  頭の後ろの縫い目がほころびて、縁側の上にもかもかの綿が散らばっている。
  
  訪雪       :「花澄さんがもうすぐ来る筈だから、その時に縫って貰うか(笑)」
  闇ぬい     :「……(何となく、それも恥ずかしいらしい)」
  譲羽       :「ぢいっ(そうするといいのっ)」

  などと話していると……

  SE       :からから
  花澄       :「こんにちは」

  噂をすれば、影、という奴で。

  譲羽       :「ぢいっ……ぢいぢいっ(花澄、あのねあのねっ)」

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まあ、こんなもんでしょうか。
しかし纏めてて……やっぱり人外諸氏、幼稚園じゃなくて保育園だわ(汗)

ではっ。  

 
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  『Hitch your wagon to the Star in Heaven』
 
          いー・あーる(nakazono@ffpri.affrc.go.jp)
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