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Date: Tue, 23 Jun 1998 09:00:15 +0900
From: ad2045@geocities.co.jp (Fukanju Rosei)
Subject: [KATARIBE 10389] [ha06][nvl] 「あなたならどうする〜戦闘編〜麻樹の場合」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199806230000.JAA20517@geocities.co.jp>
Posted: Tue, 23 Jun 1998 09:00:58 +0900 (JST)
X-Mail-Count: 10389
ども、不観樹露生＠電話で寝不足 です。はい。
ユラ嬢誕生日関連エピソード関係者の皆様、おはようございます。
というわけで、
「あなたならどうする〜戦闘編〜 麻樹の場合」
です。
一応、６月２１日月曜日が舞台です(^^;
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『あなたならどうする〜戦闘編〜麻樹の場合』
久々の昼の休暇だ。
家からでないように厳重に申し渡して置いた莫迦兄貴に、喰い物
と適当な物を見繕う。倒れてから３日。まぁ、マシになっている。
店を出る。
京阪の駅に向かう。
裏道。
男。下品な笑み。唐突な言葉。
「よぉ、にーちゃん、またあったなぁ」
眉をしかめる。女性に対する言葉使いじゃない。
記憶を探る。ない。
「なんだ？」
尋ねる。
「おーやぁ、俺のこと、忘れちまったかい？ こないだはしけた金
しか持ってなかったがよう。こんどはいー服着てっじゃねぇか。持
ってんだろ？ 金貸しなよ」
理解する。
莫迦兄貴だ。
男の右手小指を掴む。ツボ。鍼管を立てる。鍼を打ち込む。
命中。ツボに当たった感覚が指に跳ね返る。
「っ！ なにしやがんだ！」
右手は使えなくなった。
邪道だが。
「人違いだ」
教えてやる。
「て、てめぇ……」
腕が動かなくなっていることに気がついたか。
そのまま小指をねじり上げる。
「な、なにしやがったんだ、あいていてて……」
愚か者。
「うちの莫迦兄貴と一緒にしてもらっては困るな」
この手の愚か者の治療は専門外だが。
まぁ、よい機会だ。
「兄貴と何があったか言ってもらう」
＊＊＊
「そう言う訳だ」
事情を話し終える。
ちんぴらから取り返したブツを小滝の前に置く。
「でも……」
困惑している。
「本来なら、お前さんのもんだ。取っておいてくれ」
立ち上がる。
振り返る。
「あ、うちの莫迦兄貴には言うなよ。あの莫迦、わざわざ、もう一
回やられに行きかねん」
本当に、面倒ばかりかけやがる。さっさとこの小滝とうまいこと
行ってくれりゃ、俺の苦労も少しは減る。まったく。
「じゃな」
店を出る。
梅雨の晴れ間の太陽が、眩しい。
（おわり）
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と言うわけで判定おば(^^;
対ちんぴら戦。
麻樹、先制。
使用技能、狭淵流鍼灸術：１３
使用特徴、狭淵流鍼灸術伝承者：３
怒りの強制力１０、目標値６。
１＋２で３が出て、余力消費なしで一発成功(^^;
ちんぴら、絶対失敗により、一撃で行動不能(^^;
……最大技能で戦えると、やっぱ、瞬殺だなぁ(^^;
というわけでした。
まぁ、と言うわけで麻樹は美樹の恋を応援しているみたいです(^^;
…………
一応、麻樹も訪雪氏とユラ嬢の関係を知らないと言うことにしています。
うーむ。
麻樹の恋は、きっと、美樹を超える大莫迦者と麻樹に感じさせる人
間が現れない限り難しいかもしれない(^^;
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不観樹露生（ふかんじゅ・ろせい） 今月の標語
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