[KATARIBE 10199] [HA06H] あなたならどうする《戦闘編》 by 前野浩

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Date: Sat, 13 Jun 1998 00:53:10 +0900
From: shiva@imasy.or.jp
Subject: [KATARIBE 10199] [HA06H]  あなたならどうする《戦闘編》  by  前野浩
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <35814EFB34D.9A21SHIVA@mail.multi.gr.jp>
Posted: Sat, 13 Jun 1998 00:53:31 +0900
X-Mail-Count: 10199

ども、ハリ=ハラです。
 言い出しっぺなんで、私も書いてみました。

 う〜ん、やっぱ下手だわ(^^;;;;

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 前野		:「手間かけさせやがって‥‥」
 女 		:「‥プ‥ピ‥‥‥?」
 前野		:「やっと逢えたな‥‥(笑)」

***

今回の仕事は、少し変っていた‥‥

 依頼内容は“機体の回収”‥‥暴走した戦闘アンドロイドを回収するという
事だ‥‥

 前野		:「それで、向こうの仕様は?」

 ほう‥こんな程度の情報しか出せないという訳か‥‥
 機密にしたいのは分るが、相手の能力もろくに分らずに戦わされるこちらは
たまったものじゃない。

 前野		:「あと、何か条件は?」
。
 『無傷で』ときやがった。

 前野		:「戦闘になりますから、完全に無傷という訳には‥‥」

 出来るだけ‥‥か。
 まあ、良いだろう‥‥

 前野		:「分りました‥‥お引き受けします」

***

 前野		:「親御さんが心配してるぜ‥‥」
 アンドロイド	:「‥ヴ?‥‥‥‥‥」
 前野		:「来いよ‥‥」
 アンドロイド	:「ピッ‥‥」

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 1ターン目
 ハリ=ハラ	:技能値が上である前野は、とりあえず格闘能力のデータを
		:読み込んで終わり。
 GM		:では、アンドロイドは、殴り掛かりましょう。
		:戦闘システム12 ヒート・ハンド2 強制力7 目標値7
		:4 成功
 ハリ=ハラ	:では、無効化ね。
		:格闘データ12 仕様書が一応あるから+1して、目標値6
		:8‥7‥4 余力2消費、無効化成功。受け流しました
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 前野が挑発するように手招きをすると、アンドロイドが飛び掛かってくる。
空気の焼ける臭いがすると、白熱した掌が前野を襲う。

 前野		:「ヒュッ!」

 アンドロイドの攻撃を受け流す。
髪の毛が数本持っていかれ、その焼ける嫌な臭いが広がる‥‥

 前野		:「ちっ‥‥これを傷つけずにかよ‥‥」
 アンドロイド	:「ピッ‥ピピピ‥カチッ」
 前野		:「機体が傷つかなきゃいいんだよな‥‥」
 アンドロイド	:「ブッ、ブブブ‥ビュウーン‥‥」

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 2ターン目
 ハリ=ハラ	:とりあえず、行動は保留します。
		:アンドロイドの行動の後に動きますね。
 GM		:了解、では再びヒート・ハンドで攻撃
		:配分はさっきと同じですね。
		:8‥3 攻撃成功
 ハリ=ハラ	:では、再び防御。こちらも同じですね。
		:7‥5 余力1消費 いなした状態です。
 GM		:うむ
 ハリ=ハラ	:では、いなして接触している状態から、大量のデータを流
		:し込んでシステムを破壊します(笑)
		:接触でのデータ交換11 コンバージョン3 10の4で
		:11‥3 余力1消費 成功
 GM		:ふむ。こちらは一応戦闘システム12で抵抗か。
		:特徴はないもんなぁ〜。それよか不利になりそうだけど
		:目標値2ね
		:7‥11‥9‥12‥10‥5 はい、抵抗失敗(^^;;
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 前野		:「ひゅぅぅぅぅぅ‥‥‥」

 次の攻撃に対処するため、構えを取る前野
 無造作で、それだけに十分な速さと力が込められた攻撃‥‥
それを、ぎりぎりの所でいなす。

 アンドロイド	:「ピッ?」
 前野		:「もらったっ!」
 アンドロイド	:「ヴビュ?ビッ‥ブブッ??」

 攻撃を受け流した前野の手から、大量のデータが一気にアンドロイドの電脳へ
と流れ込んでくる‥‥‥。

 アンドロイド	:「シュゥゥ‥‥‥ガクン」
 前野		:「ったく‥‥(溜息)」

 異常な量のデータにシステムが停止し、単なる鉄の塊となるアンドロイド。
 それを地面に横たえると携帯を取り出し、連絡を入れる。

 前野		:「(ピッ)‥依頼終了‥場所は‥‥」

 これで仕事は終わりだ。
 後は、クライアントの方で処理をする手筈になっている。

 前野		:「‥‥痛っぅ‥‥‥」

 頬が痛む。最後の一撃がかすったらしい。
 そっと手を当てて、顔を顰める。
 傷自体は、血によって焼けて出血はない。

 前野		:「血が流れない‥‥か‥」

 ポツリと呟くと、家に向かって歩き始めた

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 ハリ=ハラ
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