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Date: Wed, 10 Jun 1998 21:26:21 +0900
From: tt76470 <aida@nnl.isas.ac.jp>
Subject: [KATARIBE 10172] Re: HA06:EP: 「ねこの夢」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <199806101222.VAA05216@asagiri.eng.isas.ac.JP>
In-Reply-To: Your message of "Wed, 10 Jun 1998 17:12:38 JST."
References: <9806100809.AA01323@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
Posted: Wed, 10 Jun 1998 21:22:24 +0900
X-Mail-Count: 10172
中崎です。
豊中のアパートは畳敷きなので
フローリング→畳
に変更します。あとは続きを少々。
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> 花澄をまず避けて、フローリングの床にこぼれた酒を拭き取る。
>
花澄をまず避けて、こぼれた酒を拭き取る。
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ぱたぱたと畳に涙が落ちた。
>
> 花澄 :『何にも出来ない……』
感情波は遮断してあるが、何を考えているかはまあ見当がつく。
黙って考えていた豊中がふと立ち、昨日の晩茜が泊まった
時のまま畳んであった毛布に花澄をぽんと乗せる。
もう一枚は猫花澄の上にかける。
豊中 :「考えていてもどうにもならないなら、酒に
:まかせて寝るのも手ですよ」
花澄 :「にゃあ(でも)」
豊中 :「明日の朝考えたって間に合います(微笑)」
花澄 :「‥‥」
豊中 :「明日の朝起きてみて、何とかなっていれば良し。
:何ともなっていなければ、それから考えれば十分でし
:ょう」
確信したような言葉だが。
居候 :『なんぞ見えるかの?』
豊中 :『見えん。勘だ』
居候 :『いいかげんな奴だの〜』
豊中 :「とにかく、悩んでも始まらないのは事実ですよ」
かるく猫花澄の前足を叩いてから、豊中は食器をとって狭い台所に
むかった。
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とりあえずここで切ります。
‥‥‥‥悩んでもしょうがないからとりあえず思考停止、ってのは
良いのか悪いのか(^^;
要約すると「そのうちなんとかなるだろう」ですからねぇ。
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中崎 実
e-mail :aida@nnl.isas.ac.jp
: afn@geocities.co.jp
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