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Date: Tue, 9 Jun 1998 21:41:56 +0900
From: shiva@imasy.or.jp
Subject: [KATARIBE 10151] [ha06] [EP] 賭けの代償(仮)
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <357D2D9F0.5D49SHIVA@mail.multi.gr.jp>
Posted: Tue, 09 Jun 1998 21:42:07 +0900
X-Mail-Count: 10151
ども、ハリ=ハラです。
もとみー拉致話をまとめてみました。
EP:賭けの代償
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覚えている人は居るだろうか‥‥?
ある一つの賭けの結果を‥‥
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宣告
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SE :カララン‥
本宮 :「ああ、前野さん。いらっしゃいませ」
前野 :「ここに居たんだね。ちょっと探してしまったよ(笑)」
本宮 :「なにか御用ですか?」
前野 :「ああ‥‥」
ひらりと、一枚の紙を本宮の前にかざす‥‥
前野 :「忘れた訳でではないだろうね?」
本宮 :「そ‥それは‥‥(汗)」
紙には「もとみー自由にしていい権」と書かれている
前野 :「分っているだろう‥‥?(笑)」
本宮 :「‥ドナドーナードナー‥‥」
虚ろな目でへたり込む本宮を椅子に座らせると、静かに注意をはじめる前野
前野 :「‥まあ、少しくらい傷になっても我慢してもらおう」
本宮 :「…どんな傷ですか(滝汗)」
前野 :「野良犬にかまれたとでも思って忘れる事だ‥‥」
本宮の言葉には耳を貸さず、無表情に話を進める
前野 :「それから、相手の言う事には逆らわないように」
本宮 :「何をさせられるんだ…(どきどきどきどき)」
前野 :「力を抜いた方が、辛い思いをせずに済むからね」
本宮 :「………(顔面蒼白)」
前野 :「個人の嗜好も在るし、実際どうなるかは分らないが‥‥
: まあ、はじめはみんな嫌がるもんだ」
本宮 :「前野さん、怖そうだけど実はいい人そうに見えて…本当
: はとってもヤバイ人なのか!!!」
叫びは、虚しくベーカリーにこだまする‥‥
不安げにあたりを見る本宮‥‥
それには構わず、前野は何やら包みと黒い布を取り出してくる
前野 :「これに着替えて‥‥」
包みの中身はスーツ。
仕立ては本宮に合わせてあるようだ‥
本宮 :「(きゅっとネクタイをしめる)これで良いですか」
前野 :「うむ‥‥では、目隠しをしてもらおう‥」
目隠しをする前に、一度ベーカリーの中を見渡す
まこと :「……わ、私、ちょっと席を外しとこっかなぁ(せりふ棒読み)」
狼介 :「Zzz(寝たふり)」
まこと :「ああ、とってもきもちのいいてんきだなぁ(さらに棒読み)」
本宮 :「‥‥‥‥(;;)」
目隠しをされ車に乗せられる。
前野 :「ふふふ‥‥きっと気に入ってもらえるよ(笑)」
本宮 :「…これからどうなるんだ、俺はっ(握り拳)」
前野 :「恐がる事はない(笑)」
車は走り出す‥‥
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車中
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走り出してしばらくすると、携帯電話の音が鳴る。
前野 :「(チャッ)‥私です‥‥はい‥」
本宮 :(何を話しているんだろう?(不安))
前野 :「‥はい。商品は確かに‥‥はい‥」
本宮 :「商品!?(どびっくぅ)」
前野 :「ええ、質はなかなか‥‥はい(笑)」
本宮 :(どきどきどきどき(脂汗))
前野 :「そうですか‥‥ふふふ‥分りました、今からお届けします」
SE :‥ピッ‥‥
携帯電話が切られる
車内に重苦しい沈黙が満ちる‥‥
前野 :「‥‥本宮君、もうすぐ着くよ‥」
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到着
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車は止まる‥
勿論、目隠しをしている本宮には、周囲を確認する事は出来ない
前野 :「これから君には仕事をしてもらう」
本宮 :「(びしっ)仕事…ですか?」
前野 :「体で‥‥いや、言わば肉体労働だね‥」
沈黙
前野 :「‥若いんだ。大丈夫だよ‥‥」
本宮 :「…………(汗)からだ…といいますと」
前野 :「きにしちゃいかん。さっ、降りたまえ」
目隠し状態のままそろそろと車をおりる本宮
前野 :「連れて行け」
本宮 :(びくっ!)
前野が命じると、両脇から誰かが支え、本宮を歩かせる
腕に触れる感触からすると、どうやら女性らしい
前野 :「気を付けろ、傷を付けないようにな」
前野が注意を促すと、両脇の女性が本宮を支える手に少し力を入れる
もっとも、その感触を楽しむ余裕は今の彼には無いだろう‥‥
前野 :「あとの始末が面倒になるからな」
階段を上り、ドアを開ける気配がする‥‥
どうやら、ベッドのようなものに座らされたらしい‥‥
前野 :「目隠しを取りたまえ」
本宮 :「あっ、はい」
そこは、薄暗い部屋の中
かなり造りの良い洋室のようだ‥‥
本宮 :「ここは…どこだ?」
ベットの正面には前野
その両脇に、女性が一人ずつ
向かって右が赤毛、左がショートでどちらも男装のきれいな女性だ‥‥
前野 :「ここが君の部屋だ‥‥しばらく、ここで働いてもらう事
: になる」
本宮 :「俺の…部屋、ここで何をすれば…」
前野 :「それはおいおい分るさ‥‥」
それだけ言うと、女二人を連れて部屋を出て行く
前野 :「では、頑張りたまえ‥‥」
SE :ギィィィ‥‥バタン‥‥カチャッ‥
オートロックなのか、閉ると同時に鍵がかかる
部屋の中、一人取り残される本宮
本宮 :「ここで…なにをさせられるんだ…」
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ってなところで切るっす。
添削・修正・追加お願いします。
あと、中の小題は消しても良いです(笑)
うまく付けれないよう。おいおい(泣)
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ハリ=ハラ
shiva@imasy.or.jp
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