[KATARIBE 10149] Re:HA06:EP: 「ねこの夢」

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Date: Tue, 9 Jun 1998 19:32:15 +0900
From: "E.N." <nakazono@ss.ffpri.affrc.go.jp>
Subject: [KATARIBE 10149] Re:HA06:EP: 「ねこの夢」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <9806091029.AA01322@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
In-Reply-To: <9806080817.AA01318@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
Posted: Tue, 09 Jun 1998 19:29:12 +0900
X-Mail-Count: 10149

            こんにちは、いー・あーるです。
          中崎さん、皆さん、こんにちは。

#旧MLから移しました。

ところで。

>>二階の屋根から飛び出した猫が、無事に着地するか。
>‥‥‥‥‥(^^;
>あまりお勧めしないですよ。怪我しますから。

あ、やっぱり(笑)

  花澄   :「そこ、やっぱりで済ませないっ!」

続き……よし、豊中さん宅に行くぞ(握り拳)

***********************************************************
> 豊中	:「?」
>
>ほつれかけたぬいぐるみ一つ。
>猫を受け止めようと出てきたぬいぐるみだった。

  闇ぬい :「……びっくりしたぞっ(目が点)」
  
  それは、君だけではあるまい(笑)

  豊中   :「同感だが……どいてもらえるかな」
  闇ぬい :「どくぞっ(威張りっ)」

  ぴょん、と頭の上から闇ぬいが飛び降りる。それを確認してから
豊中は立ち上がった。

  豊中   :「花澄さん、大丈夫ですか?」
  花澄   :「………」

  空白が、返ってくる。

 豊中	 :「無茶して骨折する危険を犯すくらいなら、誰か呼んで
	 :下さいよ(呆)」
  花澄   :「………」

  やはり、空白が返ってくる。
  余程驚いたのか……余程呆けているのか。
  と、ぢい、と、高い声が引き裂くように響いた。
  途端。

  花澄   :『す、すみませんっ(汗)』

  反応回復。
  
  花澄   :『申し訳ありませんっ……あの、豊中さん、怪我はっ?!』

  わたわたわた。

  豊中   :「こちらは大丈夫ですが」
  花澄   :『すみませんっ、余計にご迷惑お掛けして……』
  譲羽   :『花澄っ!』

  言うなり縁側から飛び出しかけた木霊の少女を、すんでのところで
訪雪が捕まえる。

  訪雪   :「ゆずさん、そこから降りたら足を壊すから(汗)」
  花澄   :「にゃあっ(ゆず、危ないってば!)」
  居候   :『説得力が全く無いのう(しみじみ)』

  無謀印をくっつけた擬似母娘というところか。
  
  花澄   :『……申し訳、ありません』
  豊中   :「……(苦笑)」

  そっと縁側に降ろすと、猫はぺこりと頭を下げた。


  そして、申し訳ないは、そこに留まらなかったりする。

  みかん :「花澄おねえさんのねこさん、ごはんどうするの?」
  花澄   :『ご飯は……家に帰ったら何かあるから大丈夫です』
  前野   :「(ぼそっと)……作れるんですかね」

  あっさりと聞き流して。

  花澄   :『だから……ゆず、帰りましょう。…あの、今日は本当に、ご心配
         :おかけしまして申し訳ありませんでした(ぺこり)』
  訪雪   :「それは、いいんですが……(ううむ、帰すのも心配だが
         :しかしうちに泊めるというのも……中身は花澄さんだしなあ(悩))」

  なあんか心配、というのが正直なところだろう。

  豊中   :「じゃあ、家まで送っていきましょう」
  花澄   :『……すみません』
  みかん :「花澄おねえさん、元気だしてね(じーーっ)」
  はるか :「元気だしてね、なのっ」
  花澄   :『……はい』

  と、歩き出して。

  花澄   :「……!」
  譲羽   :「ぢ?」
  花澄   :「みゃあ(何でもないの)」
  豊中   :「?」

  靴を履いて、猫を抱えたところで。

  豊中   :「……(成程)」

  まあ、あの場合、花澄も気が付かなくて仕方が無かったのだろうが。
  ……鍵が、無い。

  花澄   :(多分、テーブルの上に置いて……それから動かしてないけど
         :でも、ゆずに取ってきてって頼むのは少し危ないし……ああ、それに
         :鍵、開けられない…いいや一晩くらい野宿で…って、あ(汗))
  居候   :『……頑固じゃの(呆)』
  豊中   :「……」

  黙ったままバンに乗り込み、扉を閉める。

  豊中   :「で、どうしましょうか」
  花澄   :『……すみません、今晩泊めて頂けますか』

************************************************

さて、豊中さんとこにお邪魔して。
……あと、もう少しだな(安堵)

  いー・  :「すいません、依頼ですっ(挙手)豊中さん、猫花澄、
          :アルコールに漬けてみて下さいませんかっ」

  でわでわ。

 
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  『Hitch your wagon to the Star in Heaven』
 
          いー・あーる(nakazono@ffpri.affrc.go.jp)
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