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Date: Fri, 5 Jun 1998 17:04:26 +0900
From: 田中 久美子 <kumiko.tanaka@tonen.co.jp>
Subject: [KATARIBE 10073] [Ha06]EP: 『闇ぬい…』
To: "'kataribe-ml@trpg.net'" <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <73B77F96C572D11180B70000E20C59241361F2@tonen.co.jp>
Posted: Fri, 5 Jun 1998 17:03:36 +0900
X-Mail-Count: 10073
ども、瑞希姉ちゃんこと風の久志です。
なに書いてんだか…
ふと思いついた闇ぬいくんのお話です。
EP:『闇ぬい悪いこと紀行』
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青空の広がる休日、吹利大通りベーカリー楠。
平和そのものの風景の中、一つの影。
闇ぬい:「悪いことするのっ」
そう闇ぬいである。別に誰がきいてるわけでもないのに、拳を握り締め
高らかに宣言する。
路地に入った床にあるゴミ置き場、二つ三つ、出されたゴミ袋が見える。
そこには…
闇ぬい:「ゴミちらかしちゃうの!」
一生懸命手を伸ばし、ゴミ袋をあけようとする……が、
闇ぬい:「むすびめ、ほどけない…(汗)」
きっちりと口を縛られたゴミ袋、ふにふにとしたぬいの手で開けられる
ものではない。
闇ぬい:「……悪いことするのっ(汗)」
だから、無理だって。
闇ぬい:「悪いことするのぉ〜」
ぽふぽふ、駄々をこねるように、ゴミ袋を叩く。
ちょうど、その時…
本宮 :「店長さん、ゴミ捨ててきますね」
と、店の外に出てきた本宮の目の前、ゴミ捨て場の前で駄々っ子のよう
にゴミ袋をぺしぺし叩いている一匹のぬい。
本宮 :「……なんだ、一体(汗)」
闇ぬい:「(ぎく)…(汗)」
呆然と闇ぬいを見下ろす本宮、ゴミ袋を叩いた姿勢のまま、焦る闇ぬい。
闇ぬい:「………悪いこと、するのっ!」
てふてふてふ、背中を向けて一目散にかけていく闇ぬい。
呆気に取られたままの本宮。
本宮 :「悪いこと…してたのか?」
思わず首を捻ってしまう本宮だった…
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いじょ
いーさん、闇ぬいくんの台詞・行動に修正があったらお願いしますm(_ _)m
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『罰がなければ、逃げる楽しみもない…』
田中久志(ひさやん) fwhs3290@mb.infoweb.or.jp
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