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Date: Tue, 2 Jun 1998 12:37:01 +0900
From: "E.N." <nakazono@ss.ffpri.affrc.go.jp>
Subject: [KATARIBE 10021] HA06:EP: 「三千世界の烏」
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <9806020332.AA01305@150.26.109.137.ss.ffpri.affrc.go.jp>
In-Reply-To: <199806020208.LAA22079@asagiri.eng.isas.ac.JP>
Posted: Tue, 02 Jun 1998 12:32:33 +0900
X-Mail-Count: 10021
こんにちは、いー・あーるです。
皆さん、こんにちは。
このところ、朝になるとこの都都逸(?)が浮かぶあたり……
ゆけ、半実話EP(をい)
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EP 「三千世界の烏」
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某日、朝っぱら。
花澄 :「…………大莫迦者〜」
単行本で数冊の連続物、なぞ、読むものではない。
まして、それが読み返しだったりすると最悪である。
何といっても、続きは全て家に揃っていたりする。
花澄 :「途中で止められれば、ねえ……」
指は単行本に挟まれている。
譲羽 :「ぢい(また夜更かししたの?)」
花澄 :「……はい(苦笑)」
枕の上に座り込んで、腕組みして見せる木霊の少女に苦笑を返すと
よいしょ、と、花澄は起き上がった。
まあそれでも、仕事は容赦はしてくれない。
故に……人は逃避するものである。
店長 :「……何だって?」
花澄 :「はい?」
店長 :「何、ぶつぶつ言ってんだ、さっきから」
花澄 :「ぶつぶつ……ああ……店長なら知ってますか?」
店長 :「は?」
花澄 :「三千世界に、何で烏?」
数秒の沈黙。
店長 :「……お前、そこまで眠いか(呆)」
花澄 :「……何で分るんです(憮然)」
店長 :「主と朝寝がしてみたい、ときたもんだ」
花澄 :「主は要らないから、朝寝はしたい……(泣)」
切実な……しかして心底情けない状況である。
店長 :「…………お前、それ、レジの前で口走るなよ」
花澄 :「会津磐梯山の方が無難かしら(思案)」
店長 :「…………」
花澄 :「眠い……」
初夏に至ろうが、梅雨間近だろうが。
瑞鶴は春であった。
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……ええ、何でこの所、この一文が頭を経巡るか、というと。
…………ねぶいんだよう(泣)#自業自得
「朝寝朝酒朝湯が大好きで」って、「会津磐梯山」ですよね?(おい)
でも、何で烏なんでしょうね。
この前、気になって広辞苑見てみたけど、何にものってないし。
誰か、知ってらっしゃる方いませんでしょうか。
ではでは。
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『Hitch your wagon to the Star in Heaven』
いー・あーる(nakazono@ffpri.affrc.go.jp)
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